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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

準備ができているひと

よくスピリチュアルで「準備ができている」という言い方をする。

実は私も遣う言葉だ。

言葉でその状態を端的に解説するのは難しかった。

多分その基準は遣う人のイメージや世界観で違っているだろう。

 

先日ある出来事をじーっと考察していてふと出てきた。そうか、このことか、と。

 

怒っていたいのか、それをもう、やめたいのか。

もうやめたい、と思ったときに準備ができる。

 

それは一段階階段を上がるときだったり、真実に気づくときだったり、それを受け入れるときだったりする。

怒っていたい間、私たちは自分のほうが優位だとか正義だということを確認あるいは証明したがっている。

あるいは誰かのせいで今のこうした被害者となっていると感じている。

いづれもその背後には恐れがある。

 

でも、理由はどうあれ、成り行きはどうあれ、もう怒っていたくない、そこから出ていきたい、と決意したとき、ゆるすチャンスが来る。

ストーリーを辿るのをやめて、今に戻るときだ。

 

怒りはしつこく、私たちに誘惑をしかける。

こっちのほうが真実だよ。

ゆるしたら損するよ。

また同じことをやられてしまうよ。

ここまでやってきたことが無駄になるよ。

 

しかし本当は、ゆるさない思いこそが同じ目に何度も遭わせてくる。

 

理由はどうあれ、理屈があってもなくても、怒っていたいうちはその世界、怒っている相手と同次元にいる。

 

誰にも怒っていないと思っている人も、自分に対して怒っていることに気づいていない人は多い。

自分を裁き、愛せないでいる。

自分はどこで間違ってしまったのだろう、自分が間違ってしまったから報いはしかたない。

そういう思いはよくあることだ。

 

本当はすべての対象は自分なのだ。

自分をゆるし、愛することを始めるかどうか。

その準備OKのサインが、怒っていることをやめたいかどうか、なのだとシンプルに言えると思う。

 

怒ること以外に、ものごとを明らかにする方法を私たち肉体は学んでいない。

間違いを正すとき、正当性を主張するとき、悪を退けるとき、愛情を訴えるときさえも、肉体は何かと競い、勝ち取ろうと躍起だ。

 

もし怒っているのをやめるなら、新しい在り方をみつけなくてはならない。

それを知っているのは、私たちの意識と、意識を探究して自らの内側とつながろうとした人達だけだと思う。

 

真実の波動を受け取る準備。

愛の波動を受け入れる準備。

 

それは、エゴの主張から離れることだと思う。

その悪夢はしつこいけれど、真の自己と肉体に張りついたエゴとの間にちょっとでも風穴があけば、それは可能だ。

その風穴から神の、聖霊の、助けの手が入る。

私たちは神に戻り、愛に還り、光となることができる。

呼吸を超える からだを超える

身体の統制に意識的な呼吸は欠かせない。私たちは普段無意識に呼吸をしているので、放っておけば心身のクセの通りに呼吸し、その状態を助長する。

 

無意識に呼吸が浅い人は緊張していたり焦っていたり思考で忙しくて心ここにあらずという自分の状態を、メッセージとしてからだに送り続けている。結果次の未来をそのように作り続けていく。

 

意識的に呼吸をすることは、身体に別の新たなメッセージを送る。ゆったりとした呼吸は身体に安全や平和、あるいは優しさというメッセージを送るというように。

 

ヨガ(瞑想)にも呼吸法は欠かせない。深呼吸は生活の様々な場面で自律訓練のために必然的に応用されている。

 

しかし究極の自己統制は、無呼吸だという。つまり呼吸をしている限り、私たちは肉体に縛られていて感覚は動き続け、心は反応し続けている。究極の自己統制とは心身を超越することにあり、それを体験したヨギは真の自己つまり神を直接体験できるというのだ。

 

世の中で体外離脱をしていると自称している人はこのプロセスを経ているのだろうか。本当の体外離脱はきっと、肉体意識を制することなしに体験できないか、しても意味がないだろうと推測する。

 

肉体感覚に連動した無意識的な呼吸から抜け出して、意識的な呼吸をマスターし、心とからだのつながりを取り戻したところで、その心身をも手放して魂(アートマン)という自己の本質だけに戻る。魂の完全なる従者としての心身とともに生命を全うし生きること。

 

魂の使命というものがあるのなら、それは決まりきっている。魂の創造者である神とひとつであるところに戻ることだ。

 

それは、この身体になしえるものではない。この身体に到達しえるものでもない。

身体は身体の、心は心の、魂は魂の、神は神の本分を理解し統合すること。それは意識だけに可能なことなのだ。

せいちょう

今月の瞑想会は、22日㈰10時から12時です。

お二人様のご予約をいただいていますので、今月も催行することができました。

残り4席ございます。ご参加、お問い合わせをお待ちしております。

トータルヒーリングスペースRUACHルーアおきなわ

知念のRUACHより

豊崎からこちらへ移転してからはや5年半。

目の前の緑が大きくなった気がします。

一方台風であっけなく死んでいく木々もたくさん見ました。

一秒としてこの世に同じものはないのだと思い知らされます。

 

おかげさまで沖縄で10年続けてこられています。

いらしてくださったみなさん、本当にありがとうございます。

 

私が生まれてこの方かかわりのあったすべての方に幸せへの導きがありますように。

いつも祈らせていただいています。

 

 

おかあさんもわが家へきてからまる3年が経ちました。推定5歳弱ってとこかな。

出雲大社の鈴がついてます。善光寺の鈴がこわれてしまったので二代目。

つけてあげると喜びます。

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おかあさんです

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でーん、と言うとひっくりかえります

「はんたいでーん」というと起き上がって反対側を上にしてひっくり返ります。

おりこうでしょ。

おかあさんはうちの車が大好きで、よく車の下にもぐっています。

ここだと安全、と思っているようで、車に乗るのも大好き。

 

でもときどき、車の下から出てくるとき間違えてもぐったときと違う側面から出てしまうとリードがタイヤをぐるっと巻いて動けなくなってしまいます。

 

そんなときも「おかあさん、はんたい」と言うと「あ!そうだった!」と、はっとしたようにもぐり直して反対周りに出てきます。

 

何度かリードをひっぱりながら、こっちからもぐってこっちから出て、「はんたい」と教えたんです。

ごはんをはやく食べたい一心ですごくすばやい動きでこれをやるのが、おりこうそうでかわいいったら。

 

できるようになるって、人間もそうだけど、犬もきっと嬉しいんだと思います。

犬の場合は飼い主が喜ぶから嬉しいんだそうですが人間だって、自分ができるようになることで誰かが幸せになってくれたら嬉しいじゃないですか。

 

あ、ですが人に喜んでもらうことを目的にしてしまうと「私」は分離していきます。

喜ばせたいのは常に神です。

そのとき、内側で統合が起こっていきます。

ひとつなるほうへと向かっていくことができます。


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