AZU WORLD

トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

困っていないけれどいいですか?

みなさん、こんにちは。沖縄心のセラピストAZUです。

今年もあとわずかで終わろうとしています。心の中にやり残しやモヤモヤ、疲れやイライラは溜まっていませんか?

 

溜まってくるとそれらは問題を起こします。確かにマイナスのエネルギーはマイナスを引き寄せますよね。

 

さてそこで、起こった問題を解決する。ますます疲れます。するとまたまた問題を引き寄せる。

 

このループはどこかで断ち切らなければならなりません。

 

本当の問題はこのループのほうですし、なぜこのようなわかりきったループに追いかけられながら人生を生きなくてはならないのか、人生とはいったいなんなのだ。

 

そこで出てきた問いについて、いくら考えたって答えはありません。そこで自分を探したって、自分はみつかりません。ループにはまった状態で自分を探したって、見えるのは問題ばかりです。悩んだ状態では目に入る選択の幅が狭いのです。

 

だから困ってから考えるのは間違いなんです。それは疲れてからがんばりだす、みたいなもの。

 

そういうときはちょっと、お手伝いを要請していただけると嬉しいです。軌道修正できればまた前進が始まります。

 

セッションには困ってからいらっしゃる方も多いけれど、あまり困ってないんですけど、とおっしゃって見える方も結構おられます。困ってないけどいいんですか?と。

 

もちろんいいです。

 

どっちにしようか悩んでいる方に、こっちと答えを出さないのがカウンセリングです。

言ってみれば、内なる地図で現在地と周辺を見通せる状態に戻っていただくこと、或いは更に広い視点、高い視点から見通せるように進んでいただくこと、どっちも役目です。

 

そしてだんだんと、自分で自分の状態がわかって、どっちを選ぶかの前にまず現在地に戻る、という習慣を身に着けていっていただけるとすばらしいと思います。

 

そうは言っても誰だって、自分のことは見えにくいのです。

 

だから少し、そういう見方に慣れている人に手伝ってもらう。

そんなお役に立てたら嬉しいです。

 

自分の地図が見えて、目的がはっきりするだけで、からだの疲れやだるさ、モヤモヤ、落ち着かなさがぱっと消えてしまうこともあります。

 

でももし、慢性的に疲れている、そもそも心が安らかだという実感がない、幸せってなんだかわからない、何をしたいかわからない、生きてることが基本的につらい、などと思われるなら、もっと深く土台から見直すことはもちろん喜んでお手伝いさせていただいています。

 

人と人は交流によって脳波や心臓の電磁波を同調させて平安や元気をやり取りすることが科学的にもわかってきているようです。

とはいえ、瞑想の覚者たちはいにしえから体現し伝えてきていることですが。

 

ルーアは年末29日㈯まで、年始は4日㈮から営業いたします。

来年1月9日には沖縄で満10年を迎えます。心からの感謝とともに、また心新たに精進したく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

感謝とともに

AZU拝

貧困と飽食とほんものの神さま

今日は少し噛み砕いたお話。

最近一番心が揺れたことです。

 

テレビを持っていないわが家ですが、夫が鍼灸の訪問をしていて、たまにニュースを持って帰ります。「インスタ映えのために食べ物買って、アップしたら捨てちゃうのが流行ってるらしいよ」

・・・言葉を失ってそのあと泣きました。

 

おなかいっぱい食べられないこどもが日本には大勢いるというニュースはただでさえ心が痛みます。

沖縄はさらに3人に1人が貧困家庭に数えられるということが、元県知事翁長さんの調査で明らかになっています。

 沖縄で近年、社会問題として大きくクローズアップされているのが子供の貧困だ。県が推計した子供の貧困率は29.9%で、全国平均(16.3%)の2倍近くに上る。観光客数が過去最高を更新し続けるなど好景気に沸く一方で、「貧困の連鎖」が子供たちの未来を脅かし続ける現実。

沖縄知事選:子供の貧困 未来に影 - 毎日新聞

自分には障がい者の弟がいて、それももはや50歳を数える立派なおっさんなのですが、自分がおいしいものをいただいたり物質的な豊かさを受け取るたびに、不自由している弟のことが頭に浮かばないことはありません。

 

自分ががんばるための口実として、弟の存在は常に私の中にありました。これからもそれはあり続けるのだろうと思います。

 

よく浅スピ(そう呼ぶことにします)の間では、そういう同情心があることが豊かになれない原因だというようなことが言われます。私もそうかもしれないといろいろ探究してみましたが、結論それはとんだお門違いな考えだなと理解しました。

 

豊かになれない原因は共感や同情心があるせいなどではありません。共感力や同情心の大きい人は、他者の言動に影響を受けすぎ(反応しすぎ・応えすぎ)て、自分のエネルギーを散漫にしてしまうためです。優しい人が損をするというは、ほとんどそういうケースです。ですから敏感な人は自分の取り扱いに対して人一倍愛を持たなくてはつまづきが多いのです。

 

インスタ映えのニュースを聞く数日前のこと、こども食堂のことが気になって調べてみるとなんとうちからかろうじて徒歩圏内の距離にある教会にそれがありました。うっかーやうがんじょやグスク以外で行けるスポットがなかった私には驚きでした。

 

その上、この牧師さんのブログがおもしろすぎて思わず読んでしまいました。

自分にできることってなんなんだろう。

当たり前すぎる問いかけですが、そうせずにはいられませんでした。

 

自分とあと一人、幸せにするためにがんばれれば、この世はすばらしい。

私はそう思っています。

私は夫という人を思い切り幸せにしたい。

そのためには私が幸せでなくてはなりません。

私を幸せにすることが彼の幸せだとわかるからです。

 

 

その指針があって初めて、幸せのヒントを誰かに伝えられると思っています。

 

もし自分にこどもがいても、同じように努力したと思います。

こどもはきっと私の生き方をヒントに、自分の幸せを求めて生きて行ってくれると思う。生きていくちからを培ってくれると思う。

 

貧困とは何なのか。

日本が経済大国になるちょっと前は人々はどんなだったのか。

 

人の歴史の中で、発展には順番があり、全部一度には叶いません。

でも一つ叶ったら、一番大事なものにいつも戻って確認しないと人はすぐに忘れてしまう。

 

こどもにとって何が幸せなのか。

 

祝福されて、自分には存在する価値があり、この世は精いっぱい生きる価値があると思えるような、そんな世界であれば、私はいいなと思います。

 

たとえ少しおなかがすいたって。

 

でも祝福されず、価値を認めてもらえず、がんばる力がわかない上におなかもすいて、誰も助けてくれないような世界は地獄です。

 

お父さんとお母さんは、こどもがこの世で最初に出会う、体温のある神さまです。

 

その神さまが仲良く助け合い、平和を愛する姿をしていてくれればこどもはきっと、希望を受け取れると思います。両親が自分のことにばかり必死で、家族内で争いに明け暮れていたら、それは地獄の一丁目だと思います。

 

それがたとえ、こどものため、暮らしのためだったとしても。

 

私が人に本当に伝えたいのはやっぱり、愛があれば、がんばれる。平和なら希望が持てる。人は良きことのために存在しているし、良きことのためなら自分以上のちからが出てくるということです。

 

霊的成長とか神と言っているのはまったく同じ意味であって、それ以上のことではありません。

 

そして、その根幹は、おうちの中で作られるということ。

 

おうちという王国で、人間の姿をした王さまと女神さまがなにをしているか、どのように生きているのか、というのがお手本になるということです。

 

おうちの中に平和を見つけられず、悪いお手本しか与えてもらえなかったこどもは、別の神さまを見つけなくてはならなくなります。その時、ほんものの神さまがみつかるといいなと思います。

 

そのこどもは自分をまず見直して、悪いお手本から身についてしまった悪い癖、例えば自分は愛されない、価値がない、希望がない、どうせ無理、というような思いから、自由になる必要があります。それらはすべて、ほんものの神さまが人間にあらかじめ用意し与えた愛です。ほんものの神さまが与えてくれるものです。

 

本当は、おうちの中の神さまに失望するからこそ、ほんものの神さまを人は求めるのかもしれません。だから反面教師はきっと、神さまが与え、魂が選んだに違いないのです。反面教師を恨むのはお門違い。ありがとう、反面教師の役を引き受けてくれて。おかげで私はもの凄い早さでほんものの神さまを探すことができました。

 

そんな赦し方もあるのです。魂の世界では。

 

本当に変わるには

自分と向き合うのことには二つの側面があります。

 

一つは心の中にあるものに目を向けること。

もう一つは、自分という器に目を向けること。

 

自己探求も癒しも、その両方のバランスを必要としています。

 

自分を変えるというのは、中にあるものを変えると同時に、その器を育てなくては実現しません。

 

ヒプノセラピーはおそらく、中にあるものを変えることで知られています。潜在意識というのは体験の記録のことですので、その記憶にまつわるラベルを解体することに変化の秘訣があります。

 

その記憶とは感覚的な世界ですから、感覚的に思い込んでしまったものをイメージで修正してあげることができるのです。

 

これは、明確に臨めば明らかな変化が望めます。

 

体験とはすべて過去のことです。出来事は時間が過ぎれば去ります。しかし記憶は残ります。私たちの脳に、からだに、またエーテル体、アストラル体というエネルギーの領域に。

 

記憶を鮮明に思い出せば、からだはそれが今起こっているように反応します。ですから、ストレッサーはないのにストレス反応が起こるという現象が起こります。これが私たちを過去に縛り、時に苦しめるものの正体です。もちろん良い体験には良い反応が起こりますが、そちらのほうはあまり問題になりません。良い体験に対しては意欲的、積極的な反応が起こります。

 

でもこれらのことは、あくまで今ここまで、つまり過去のこと。

 

私たちが時に過去を癒さなくてはならないのは、本来の前進、どこまでも進化していこうとする魂の本分を止めてしまっている状態をバランスすることにあります。

 

また潜在意識は正負の法則、陰陽の世界です。ですから、全部をポジティブに塗り替えることはできないしあり得ないことです。

 

ヒプノセラピーで成果があがると、多くの人がどこまで癒せばいいのか、という疑問を感じられると思います。私たちには魂の選んだ設定があり、幼少の体験がその土台です。それが悪いのではなく、どんな設定でも、そこからスタートし魂の計画を進んでいければそれが正解です。

 

ですから極度にマイナスに偏っているところをほぐしてバランスをとれば、癒しの役目は果たせます。

 

そうすると、私たちの本質である魂(超意識・キリスト意識)の部分とのつながりがとても良くなるのです。

 

ヒプノセラピーでは肉体意識がほぐされたら今度は内なる神とつながり魂とともに歩むことをサポートできます。私はハイヤーセルフをチャネルするワークを始め、誘導瞑想でそれを行っています。潜在意識よりさらに内奥の高次元の自己意識とつながるワークです。瞑想をコンスタントにされている方なら、とても有意義に体験いただけると思います。

 

そうして私たちの器は本質にふさわしいものへと成長し始めます。様々な要素をはらんだ私たちという存在は、全体として一つにまとまりながら助け合い前進していくのです。これが統合であり、変容であるといえます。

 

ですから私は神なきセラピーは本来あり得ないと思います。世の中で神を語ることは誤解をはらみます。しかしそれ抜きでは魂の抜けた芸術のように、愛のないドラマのように、まったくもって無意味なものになります。

 

人が経験するすべてのことに意味がある言われるのは、すべての背後に神があるからです。経験自体に価値があるのではなく、すべての経験はその背後にある価値をみつける機会だということなのでしょう。


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