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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

人の使命

オーシャンズ』という映画(ジャック・ペラン監督による、海の生物をテーマとした2009年のドキュメンタリー映画)ご存じでしょうか。少し前に夫と一緒にわが家のホームシアターで観たのですが、忘れられない思いをしました。

 

海洋生物を追いかけて地球一周する凄い映画で、宮沢りえさんの優しいナレーションとダイナミックな映像はとても美しいのです。普通なら壮大な宇宙感に感動するところなのでしょうが、私と夫はともに、この映画を見てへとへとに疲れてしまいました。心からげんなりし、実際にぐったりしました。

 

なぜかと言えば、あまりの自然界の過酷さに、生存競争の厳しさに、その残酷さにうちのめされてしまったからです。

 

途中途中何度も弱音を吐きながらも最後まで見ましたが、見終わって夫と私が口にした言葉は「疲れた~自然界さいてー」。このことはあれ以来よく思い出されます。

 

感受性の強い人の中には、人間は汚くて自然は美しい、というように言う人もいますが、あれを思うとのんきに自然は美しいとか、野生動物をかわいいなんて言っていられなくなります。

 

また世界の北野武監督も昔「人間が一番の環境破壊の原因だから、環境破壊したくないなら人間が滅びればいい」なんてことを言っていましたが、まったく賛成できません。

 

人間は弱肉強食のルールを超えていくべき存在なのだと、あの映画を見てはっきりと思いました。昨日も「人間だけが自分の波長を変えられる」「人間は神の似姿に創られた」と書きましたが、人間には創造と向上という神のアイディアを意識に書き込まれているのです。

 

波長の法則は「似たものは似たものを引き寄せる、つまり富めるものは富む」のですが、神の愛の法則は「求めるもの、つまり、不足したところに与えられ」「与えるものが受け取る」のです。愛の法則は、波長の法則、つまり引き寄せを上回ります。これが人間に与えられた神の特権です。これを行使できるのは、本能を超える知性を持つ人間だけなのです。

 

このことは瞑想して「全体がひとつなのだということ」や、「神の被造物はすべて同じもの」なのだということを実感できると、逆説的ですがとてもクリアに理解できるところだと思います。

 

瞑想夫婦である私たちが感じた自然界の残酷さも、きっと共感していただけるのではないかと思います。

感謝は人のためならず

人をしあわせにするのは、感謝、というエネルギー。

わかっちゃいるけど、調子のいい時はできても調子悪い時はできない、というのが自然の成り行きかと思います。

 

生まれてこの方調子が良くない、という人もいるかもしれません。或いはおとなになって社会人になったと同時くらいから、調子が良くないという方にもよく出会います。

 

私は高校生で完全に調子が悪くなって、大学で演劇に出会って復活したかと思ったけれど、やっぱり自立したとたんに調子悪くなってしまいました。

 

調子悪いというのはいい結果が出ないことだと皆さん思っているかもしれませんが、実は発しているエネルギー、つまり波動が負けているってことです。負けているというのは、周波数が攻撃&防御状態になっている、ということです。これは魂の本質の状態ではありません。怯えた野生動物の状態なのです。

 

敏感な人というのは優しいけれど傷つきやすいので、傷ついてしまうととたん、被害者的感覚に陥ってしまいます。被害者になると、加害者を頭の中で裁いたり、或いはいつも嫌なことを想定して先回りして備えたり。更に負を引き寄せて更に被害者になり、その理不尽さに怒りでいっぱいになってしまいます。

 

まるで負のエネルギーの発信機です。

 

敏感で感受性の強い人も、思考の力が強い論理的な人も、また正義感の強い人も、本来の良き資質がゆえにこの負の連鎖にはまりやすいのです。ものごとの表面を見ている限りは。

 

今ではエネルギー的なものの見方はわりと普及していますが、私がドはまりしていた時分はわずかな情報しかありませんでした。でもそういう見方に導かれて採用したことで今ではいろいろなことが見えるようになりました。

 

心に傷があるままで感謝することは難しいです。でも心を理解して向き合って癒し、自分とのつきあい方、自分の取り扱い方を見出せば、変わります。

 

かの斎藤ひとりさんがこうおっしゃっていますがまさにそうです。

「この宇宙のすべては周波数を持っているが、人間だけがその周波数を変えられる」

 

イエス・キリスト

「人間は神の似姿に創られた」

と言いました。同じ意味ですよね。

 

自然のすべてはそのままで調和するよう神から創られていますが、人には神の機能が備わっています。自分を成り立ちから変えられます。自分を変えることで、世界を創造できるという権限です。

 

自然の中に神がいることを知っている人は多いのですが、その中で最たるものはあなた自身だということを、すべての人が思い至ることが神の望みだと私は思います。自然の中に見える神は、あなたの内なる神が外側に投影されているにすぎません。

 

それまでの間は私たちは自然という運命に翻弄されながら生きます。でも本分を思い出したなら、私たちは創造の主となります。

 

冒頭に戻ります。

調子の良し悪しに流されずに、いつも心に感謝を持つことが可能でしょうか?

私たちにはできます。それが波動を上げる旅の答えです。しあわせになりたいけれどできていないのであれば、癒しによってそれが可能になります。

ワクワクは天才の始まり

今日も昨日の記事を受けて書きます。

スピリチュアルの有名な文句に「ワクワクすることをやる」というのがありますね。

バシャールやエクトンという進化した意識体をチャネリングする人が地に降ろしたというメッセージです。今はいろんな人がやっています。

 

ワクワクすることをやってみる、というのは自分の中の天才と出会うための簡単な方法です。

 

このワクワクしている意識はなにかというと、インナーチャイルドです。インナーチャイルドはイコール潜在意識ですから、経験上、得意なこと、好きなこと、慣れていることを知っています。

 

ワクワク反応をするのは、自分にとって有利で現実的なものなのです。

 

ワクワク反応をしないとしても、自然に続けられることは潜在意識がYESと言っているということです。ですからよく、職業のことで「長年これをやっているけれど、本当にこれでいいのだろうか」と悩まれているかたをみかけますが、長年続いているだけで充分以上の才能なのです。

 

なにも職業にワクワクを見つけなくてはならないわけではありません。でもこの世では職業は真剣にやるもの、それ以外は趣味、みたいなカテゴライズがありますよね。

 

ライフワークという言い方もあります。でも、職業でも趣味や娯楽でもない、自分が輝くことや人を輝かせること、自分と人を幸せにすることで真剣に取り組んでいるものがあるのであれば、それをライトワークと呼んでいただけたらと思います。子育てだってパートだって、家事だって、ライトワークになりえます。

 

ライトワークは次元上昇のために奉仕することなどとも言われますが、次元上昇とは魂として生きることですから、人が輝き幸せになることに自ら貢献することこそがライトワークです。

 

人が自分の命を喜んで生きることは神を喜ばせます。

 

最初は自分が好きだから、楽しいから、と始めるのですが、そうすると自分の波動が上がり、周囲を幸せに、自由にすることがわかってきます。

 

そして、そのことの価値を体験できます。

 

そうみていくと、結局なにをするかが問題なのではなくて、自分と周囲を幸せにしたり自由にすることのすばらしさが理解できます。

 

だからなにをするかにあまりこだわらないほうがいいのだと私は思います。それは最初の入り口に過ぎません。

 

一芸に秀でるのが天才なのではないのです。一芸などというものは、潜在意識の慣れに過ぎません。良いカルマなだけです。魂として肉体を乗りこなすことが真の天才です。それが、神が創ったままの、人間の本当の姿だからです。

 

でもまずはやってごらん、ワクワクを、と宇宙の先輩は言います。神の創ったままの姿になろう、などと思うのではなくて、肉体に乗って乗って体験して、気がついたらどうにか乗りこなせて、そんな自分を心底愛おしく思えるから。へたな練習につきあってくれた周囲の人に感謝がわいてくるから。やってごらん。

 

自分への愛って、こんなものかもしれません。そして気がついたらあなたは愛でいっぱいなのです。


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