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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

自我の言い分、魂の言い分

夫がいいことを言っているので読んでみてください。

今あるものを見直すって、しあわせになるための鉄則のように思います。

セッションでも、ご一緒に現状を見直すことで大切なことがどんどんみつかっていきます。自我は、目新しいものが好きですし、自分以外の周囲を変えて自分は変わりたくないのです。なぜなら自我は本能的であり、本能は保身のために安住を求めるからです。自我はインナーチャイルドのことでもあり、愛すべき存在ではありますが従うべき存在ではありません。

ハイヤーセルフの言い分を聴いているとそれは本当に無駄がなく、今持っているピースだけで常にすばらしい図画が描けるようになっています。

私たちの旅は、足りないピースを探す旅ではなく、神が与えたもうたピースを上手に使い切りながら進む冒険なのです。

今ある完全な状態から次の完全な状態へ移行する。これが魂のやり方です。移行した結果、なにかを手離したり距離を置いたり、逆になにかが訪れて近くなったりします。でも私たちは得たり失っているのではありません。

得たり失ったりのゲームは自我の視線から見た景色であって、魂はすべてからただ、愛のエッセンスの一滴をあなたの人生の体験から受け取るのです。

私たちの探究は行い体験することに帰着します。探究をしても愛さなければなんの意味もありません。

自ら愛し始めるかどうか。魂は常にその準備をして、あなたが始める決意をするのを待っているのです。

最もパワフルな真実

自分を癒すことの価値は、言葉に尽せないものです。

幸せとはなにか、愛とはなにかを一言で言えないことと同じです。

 

AZUさんにはどんな効果がありましたか?と訊いてくださる方もいらっしゃいますが、今このように平安に生きられることは、過去の自分の延長上には決して存在していなかったと思います。つまり、どんな感じかと言いますと…

 

過去のある時点までは、このまま生きていった自分の未来は、もうほとんど「終わってる」感じでした。途中でなにか天地がひっくり返るくらいの大好転でもない限りは。

逆に言えばそれまでの自分はどこかで、ある日そういう一発逆転がやってくるのではないかと期待して生きていたのだと思います。だってこれだけしんどい思いをしてがんばっているんだから…

 

しかししんどい思いはしんどい現実ばかり引き寄せます。もうみなさんおわかりと思いますが。

 

人生を変えない限り自分はこれで終わってしまう。でも人生を変えるにはなにかしらの元手がいる。自分にはなにもない。さんざんがんばってきたつもりだからこれ以上なにかを行動に移す元気も勇気も気力すらない…

 

理由はどうあれ、このままじゃいけない、こんなはずじゃない、という感覚は、魂からあなたへの呼びかけなのだと思います。ぜひその声を拾い上げてください。

 

さて、外面を変えられないのであれば、内面を変えるしかないではありませんか。

 

では、引き寄せの法則以上にパワフルで即効性のあるアファメーションをお伝えします。

 

「意識がエネルギーを作る」。

閉塞感や無力感、制限や抑圧を感じたら即、宣言してみてください。すべてが可能に変換されていきますよ。

 

私がある時点まで「終わっていた」のは、カルマの法測によって結果を受け取っていたからです。自我を生きていれば人は誰も因果の法則を逃れられません。しかし私たちはそのために生まれてきたのではありません。昨日も書きましたが、生存競争のルールを超越すべく私たちは存在します。

見えないエネルギーの法則に従って生きることは人生を生きやすくしてくれます。でも、それ以上に大事なのは、意識がエネルギーを作っているという真実に気づくことです。

 

もしそうなら、私たちが自我に従って生きれば自我の世界を私たちは作り出します。そうでなく、私たちが真我に従って生きようとするなら、真我の世界を生きることになります。

 

真我とは、内なる神のことです。

 

つまり、私たちが内側に神を見出せば神の国、つまり天国を地上に創ることができるということなのです。

 

天国とは神の法である愛のエネルギーに支配される世界です。

この世界を作るのは私たち一人一人の心にかかっているということなのです。

 

私の今の人生は、派手でも特別でもありませんが、過去の延長上とは明らかに違っています。私は、新しい、より本当の、自分らしい生き方を与えられました。それが自己を癒したことへの答えです。

 

自分の幸せへの前進をあきらめることなく進んでいくと世界が幸せになることは現実です。みんなで力を合わせていきましょう。

人の使命

オーシャンズ』という映画(ジャック・ペラン監督による、海の生物をテーマとした2009年のドキュメンタリー映画)ご存じでしょうか。少し前に夫と一緒にわが家のホームシアターで観たのですが、忘れられない思いをしました。

 

海洋生物を追いかけて地球一周する凄い映画で、宮沢りえさんの優しいナレーションとダイナミックな映像はとても美しいのです。普通なら壮大な宇宙感に感動するところなのでしょうが、私と夫はともに、この映画を見てへとへとに疲れてしまいました。心からげんなりし、実際にぐったりしました。

 

なぜかと言えば、あまりの自然界の過酷さに、生存競争の厳しさに、その残酷さにうちのめされてしまったからです。

 

途中途中何度も弱音を吐きながらも最後まで見ましたが、見終わって夫と私が口にした言葉は「疲れた~自然界さいてー」。このことはあれ以来よく思い出されます。

 

感受性の強い人の中には、人間は汚くて自然は美しい、というように言う人もいますが、あれを思うとのんきに自然は美しいとか、野生動物をかわいいなんて言っていられなくなります。

 

また世界の北野武監督も昔「人間が一番の環境破壊の原因だから、環境破壊したくないなら人間が滅びればいい」なんてことを言っていましたが、まったく賛成できません。

 

人間は弱肉強食のルールを超えていくべき存在なのだと、あの映画を見てはっきりと思いました。昨日も「人間だけが自分の波長を変えられる」「人間は神の似姿に創られた」と書きましたが、人間には創造と向上という神のアイディアを意識に書き込まれているのです。

 

波長の法則は「似たものは似たものを引き寄せる、つまり富めるものは富む」のですが、神の愛の法則は「求めるもの、つまり、不足したところに与えられ」「与えるものが受け取る」のです。愛の法則は、波長の法則、つまり引き寄せを上回ります。これが人間に与えられた神の特権です。これを行使できるのは、本能を超える知性を持つ人間だけなのです。

 

このことは瞑想して「全体がひとつなのだということ」や、「神の被造物はすべて同じもの」なのだということを実感できると、逆説的ですがとてもクリアに理解できるところだと思います。

 

瞑想夫婦である私たちが感じた自然界の残酷さも、きっと共感していただけるのではないかと思います。


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