みなさん、こんにちは。トータルヒーリングスペースRUACH心のセラピストAZUです。
22日瞑想会にご参加くださったみなさま、台風あとのお忙しい中をありがとうございました。また体調を崩された方、大変な思いをされた方にお見舞い申し上げます。
おかげさまで実り多い瞑想会となりましたこと、感謝申し上げます。
さて、生きていると日々感じること、思うことがあります。なかでも気になることの多くは問題点です。
問題点というからには、なにかしらの不穏さが想起されます。
そこで言う問題の中身とは「良い(或いは望む)結果が出ない」ことです。
けれどもっと問題なのは、そういった一見して嫌なものを私たちが避けたり嫌悪したり無視したりすることなのです。
問題とは単に成長し、前進するための「手がかり」に過ぎません。
セッションで最初に「今日のテーマ(課題)は?」と伺うのは、解決すべきものに取り組むためではなく、霊的成長という目的のための一番手近な手がかりを共有させていただくためです。
日々生きるなかで、足元にあるとても分かりやすい手がかりが与えられています。そこで立ち止まって目をやり心を振り向けてあげることが、なにより近道です。
なぜならその姿勢が、愛だからです。
愛以上の姿勢はありません。愛は完全です。
「私が見ているこの世界には、私が望むものは何もない」
これは奇跡のコース(A COURSE IN MIRACLES)ワーク編のレッスン144にある言葉。
この世界に、より良い結果や目的や方法があると私たちは通常認識しています。
この世界に、私が望むものは何もないという真実を受け入れてみたらどうでしょう。
この世界がどうであろうと、私が愛であるということを心と態度で示すことだけが、この世に価値あるものであり、それだけがあなたの望む世界をあなたに与えます。
あなたの心が創った世界があなたに愛をくれるのを待っていないでください。
そこにあなたの求めるものはありません。
その世界から求めることをやめて、あなたの内にある愛そのものである神に求めましょう。
問題に取り組むとはそれです。
ないものを求め続けてきたことに気づき、あるところに求めること。
望まないものを求め続けてきたことに気づき、本当に求めるものをみつけること。
すると問題は消え、早く愛になるための手がかりだけが与えられていることが理解できます。
最後にレッスン144に書かれているもう一つの言葉を。
「神の愛のほかに愛はない」