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この地上でアセンションする

「誰も知らない基地のこと」 http://kichimondai.com/ ネタばれしますけど書きます。 沖縄のことがたくさん出てきます。 というか、この映画の主人公は、島袋さんだと思いました。 沖縄では、基地についてとても切実な意見が聞かれます。 東京ではやはり遠い地のことだったし、本当に毎日の生活に追われてしまっていました。 基地は、日本が敗戦国で、まだ見えない占領を受けていることを示しています。 まだどころか、見えざる支配の計画は加速し成長し続けています。 沖縄では簡単に基地反対とは言えません。 その理由は主に実質的な経済の問題です。 基地に土地を貸してお金を得ている人がたくさんいます。 それから基地には仕事があります。沖縄ではとても貴重です。 軍人さんと家族を作っている人もいます。 沖縄では親戚一同が助け合いながらたくさんの子供を育てています。 親類にこうして収入を得ている人がいればきっと、 なにか被害を直接受けない限りはなかなか反対とは言えないのでは、と推察します。 そんなこともあり私は以前、基地の土地がみんな返還されたら、 農場にできたらいいな!と思いました。土を浄化する必要があると思いますが、 沖縄の美味しい野菜をたくさん作って日本の必要な人に届けられたら素敵だと思いました。 きっと賛成してくれる人は少ないかいないだろうと思いながらも、 イメージすればするほど胸が膨らむアイディアだと思いました。 冒頭の映画で主人公の島袋さんが基地のフェンスの前で基地の中を指してこう言いました。 あそこが僕の土地なの。もし土地が還ってきたら、 僕はあそこに大根を植えようと思っている。 二列植えただけでも120万本ができる。 そしたらその大根を沖縄の人みんなに配ろうと思ってるの。 私はそこで思わず号泣しました。 島袋さんは、自分たちの土地が、人殺しのために使われるのは嫌だと言いました。 料理するから包丁貸してと言われたら貸すけど、 人殺しするからと言われたら貸したくない、と言いました。 何十年、ずっと言い続けてこられたんだろうと思いました。 そのためなのか、争いというオーラは島袋さんには影すら見えず、 ただ正直にほんとのことを、まっすぐに言うことへの決意のようなものだけが見えました。 それがどれほどのことか、 どれほどたくさんの思いを乗り越えてこられたのか、と感じました。 原発の事故があって、世の中ではもう、 本当のことをみんなが知らないことには次への成長進化は起こりえない というような大きなうねりがあります。 私たちは長いこと平和を望んできました。 その答えが今、手に取ることができるほど目の前にあります。 平和とは、私たちが自己という存在の真実を知ることに他なりません。 私たちの内なる宇宙の中心は愛というカクからなっており そのエネルギーを完全に封じることは不可能です。 その本質を妨げるものは恐れとしてこの世に不自然な搾取や支配という幻想を投影します。 私は今世で、島袋さんの畑で育った大根を食べられるでしょうか。 その時の、みずみずしいしゃきっとした沖縄の赤土のついた大根の味を 鮮明にイメージすることができます。 沖縄じゅうの人がそれを口にしたとき、 不可能だと思いこんでいたことは、幻想だったと多くの人が目覚めるはずです。 でもできたら、食べる前に目覚めて、その準備を手伝いたいとは思いませんか? 私はそれができたらそれは大根を生きている間に食べることよりも価値があると感じます。 実際にみんなが食べるのはもっと先のことだったとしても その畑を耕す、つまり、世界観を変えることがそれです。


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