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ちいさいころの自分の理想

子供の頃、おうちの中で思い切り怖いことや悲しいことや辛いこと悔しいことがたくさんあった。 それで私は自分がおとなになったら、こどもたちに悲しい思いは絶対にさせない人になろうと誓っていた。 今の気持ちをおとなになっても絶対に忘れないでいようと心に決めていた。 こどもの考えること、こどもの時のことなんて取るに足らないものだという空気がまだ社会には漂っていた。 おとなたちは敗戦から立ち直って必死に働いていた。高度成長期。 自分たちがこどもの頃は食べるものだってなかったんだ。お前たちは幸せだ。 だから悲しいくらいなんだ。おとなになってお金を稼いでから好きなように生きればいい。 そういう空気があった。 でも私にとってはそんなこと知らない、辛いことは他の人と比べられない。 私は絶対こんな思いさせられるのは理不尽だ。 ご飯が食べられるからこころの中の悲しみは全部がまんしろなんて、人間としておかしいと思っていた。 自分が辛くたって人のせいにしたりこどもや弱い人に辛く当たったり絶対にしない、強くて優しい人に私はなるんだ、と強く強くこころに誓っていた。 一見優しい感じの人はたくさんいる。 でも本当に優しい人間には強くなければなれないとわかったのだ。 たしか小学校4年生?10歳くらいの時だ。 学校に通っていた頃の一番の関心事は、どういう人間になるか?だった。 私は学校で人間観察をし、いろいろな人間の好きなところを探した。 その特技は今でも生きていて、私は人のいいところを探すのが結構得意。 でもいいところばかり見すぎて信用しすぎてたまに失敗する。 でもそういうのは過ぎてしまえば、まぁ不可抗力だったな、こういう失敗は仕方ないよ、と思える。 私はこどもの時のいろんな誓いを今でもよく覚えている。 今振り返っても、やっぱりあの頃感じていたことは間違ってなかったなと思う。 ちいさいみおちゃんのことを思うと私は胸を打たれ勇気をもらう。 なんて勇敢で聡明で優しく頭のいい子だろうと思う。 自分より小さい子どころかおとなの気持ちまでいつも考えて支えようとしていた。 ちいさいみおちゃんのことを思うと私はそう簡単にいろんなことに負けていられないと思う。 おとなの私はちいさいみおちゃんのような子を見かけたら絶対に見逃さず助けたいと思う。 彼女に必要なのは理解してあげることだ。 きみの考えてることは幼く愚かなんかではないよ、神さまと同じくらい尊いことだよ。 だからがんばろうね。私がわかっててあげる。ちゃんと見てるからね。 きみが信じてることは間違ってないよ。 きみがほんとうにいいと思うことをやるんだよ。


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