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ほどよいってことについて

最近ものすごいことを理解しました。 それは、ほどほど、っていったいどんな基準なんだ、ってことです。 私はわりと真面目というか、ある部分とっても潔癖な気質です。 両親とも潔癖、きょうだいも輪をかけて潔白(潔白、ですね)な人たち。 そこですごく難しかったのが、子供の時から、 「もっとうまいことやりなさい」 「もっと適当にやりなさい」 「もっと図々しくなりなさい」 「もっと甘えなさい」 母から注意されることってこんなことばかりで それがとっても難しかった。 これはきょうだいみなへたくそです。今でも。 お釈迦様の教えの中に、 この世のことすべてと距離をおきなさい、というような言葉があります。 多分正確には随分違うと思うのですが、でも意味としてはこんなことです。 その教えは頭ではなんとなくわかっても、実践するのは難しい。 すべてにこころを開いて、愛をもって、関心を持ってなおかつ距離をおく。 感情についての訓練をしていない限りはこれを実践しようとすると こころを閉じるとか無関心、冷めている、ような状態と大差ない状態にもなりかねない。 それで、最近どうしてこれが何のことだかわかったのかというと また登場しますが、神の使者を理解したからなのです。 神の使者ではキリストが「この世はない」 「宇宙すらも神は創らなかった」 「この世は幻想である」と教えています。 私たちは幻想の夢から覚めること(目覚め)によってのみ 神の国へ帰ることができ、天国を生きることができる、と。 このことをこころから受け入れてみると、キリストやブッダのように 人間としてこの世に生まれながら、完全に悟り目覚めることのできた人の言葉の意味が ぴたと奥深くに感じることができます。 地上が幻想で、ひたすらに赦しを行うことで目覚めるとするならば もう幻想と同化することはなくなっていきます。 地上のすばらしいこととも残酷で卑劣なこととも 等しく距離をおけることになります。 幻想とは過ぎ去るもの。 幻想に対しては常にほどほどがいいのです。 私たちが真剣に見張っておかなくてはならないのは 真実に対してそこからずれていないかどうかだけなのだな、ということが 最近ようやく腑に落ちた次第です。


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