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ジャズと沖縄と人生

ジャズピアニストの新垣隆成さんから ホテルのパーティのライブのお仕事に声をかけていただき ご一緒させていただきました。 隆成さんは、2006年に私が初めて沖縄の地を踏み お仕事(ボーカルの)に呼んでいただいたときご一緒させていただいた方で 私の中では、初めて出会ったうちなんちゅでもあります。 隆成さんは、初対面の時に 沖縄どこか行きたいところある?案内してあげるよ、とおっしゃって 私が祖父を参りたかったため平和の礎へ行きたいと言うと リハーサル時間前に車で連れて行ってくださり 帰りにどうしてもここへは行かなくちゃ後悔すると言って 斎場御嶽(せーふぁうたき)へ連れて行ってくれました。 渋滞の時間帯で、リハの時間ぎりぎりなのではらはらしましたが もう、打ち解けたから(リハはなくても)大丈夫よ、と隆成さん。 車の中ではいきなりディープなスピリチュアルのお話になり 私がそういった仕事をしている話をすると 僕の先生じゃない、とおっしゃっいました。 その時、もしかしたらこの地にはご縁があるのかもしれないと 心のどこかで感じたのを覚えています。 沖縄移住計画はその頃から水面下で始まっていたのかもしれません。 隆成さんとはおととしの5月、ライブスポット天妃の記念ライブ以来のお仕事。 ベースの西川勲さん、ドラムの砂川哲廣さん、 そして大ベテラン、サックスのアランさんともご一緒させていただきました。 西川さん、砂川さんは天妃以来2年近くお会いしていなかったのにもかかわらず なんといったらいいのか よく知ってるような その時お話したことなど覚えていてくださったりして いちゃりばちょーでーってこのこと、と感じてしまいます。 アランさんは80歳におなりだそう。 西川さんが5歳の頃から有名なプレーヤーだったと伺いました。 ジェントルマンで、気品のある美しい方です。 隆成さんから沖縄最高峰のメンバーを集めたよ、と伺い なぜ呼んでいただけたんだか、本当に恐縮であり光栄です。 私が言うのはおこがましいのですが 本当に皆さんすばらしい演奏で、大好きなのです。 私は日ごろ歌っていないので ステージとなると体がびっくりして緊張するしお腹も痛くなるほどです。 東京にいた頃は最高で週4日歌っていましたので 今とは体の中身がだいぶ違っているはず。 ステージを知っている体というのは やはりステージに立ってるときが絶好調なんだなーと思います。 本番に入ると本当に何かが弾ける感じで 終わると全身の細胞が入れ替わっているくらいの衝撃があります。 体ってすごいですよ、絶対に表面意識の言うことなんて聞かないです。 潜在意識がすべてです。 ステージから降りて楽屋へ向かっていると 隆成さんが振り向いて、親指を立てて、やったね!と笑顔を見せてくれました。 短い時間でしたが、やりました^^ 私は、芝居をやっていて主演させていただいていた頃に 主役はみんなを受ける役目だと思っていました。 特に何もする必要はなくて みんなが投げてくれるものを正面から受け取ることで輝くものだと。 それによって全体が輝くのです。 バンドでボーカルをするのもそれに似ています。 私には多分足りない物だらけなのですが そんなことよりも みんなの音をできるだけ吸い上げて お花のように開くのが 私にできる役目です。 ひとりで歌っていても決してできない醍醐味で そういうことが本当に大好きなんだな、と 改めて思います。 そういうことを重ねることによって 少しずつ力がついてきているのかな、と感じます。 そういう機会を与えられるって本当にすごいことだと思うのです。


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