
行ってきました。 音楽療法歴20年などの天音(川瀬 裕康)さんのワークショップ。 おもしろかったし効果も感じました。 でも正直、新しい驚きみたいなものはなかったです。 スピリチュアルの勉強と実践をずっと自分でやり続けていて とにかく私は自分で学んで実生活で試す主義。 そして自分なりのメソッドもあります。 今日の天音さんもおっしゃってたけど、結果が出なきゃ意味がない。 変わらないならわかっていないも同然と私は考えます。 たまーに、他の人はどんなふうにやってるのかな、という感じでどこかへ顔出したりするけど やっぱり自分で知ってることが多いです。 声に関しては現在私が最も時間を費やして取り組んでいるし 日々の糧もこれで稼いでいるくらいなので(歌、声優、催眠療法、全て声) 自分なりにかなりいろんなことをマスターしてきたんだな、という確認が多かったです。 理論もほぼ、というかまったく同じでした。 倍音について興味があったのですが、 (私は専門家に倍音が出やすい声と言われていて、自分の声に効果があるとしたら この辺がポイントかなと思ったのです) それについても特別な秘密の伝授はありませんでした。 これ、質問するの忘れたんだ、うっかりしてました。 途中で、頭から下のチャクラ全てを貫いて地下まで通す気合の声というのを イェイ!!エイ!!と出すレッスンがあったのですが やってみたら私の声は天を裂く勢いで、先生がびっくりして 「おーこれはなんですか!なんか武道やってますね!」と言われ 「いいえ、やっていません」と答えるのに 「いや、やってるでしょう、なにやってますか?」とおっしゃり 「演劇の訓練のせいだと思います」と言うと 「ああ、演劇ですか!演劇の訓練は他のどんな訓練よりもすごい。 演劇の訓練してる人は一番強いです!」と言い切られたのに 『あぁやはりそうか』と思いました。 私がこれまで生きてきて最も病んでいたのは大学に入る前です。 大学で演劇を学び、このときほど驚きと衝撃を受け、 同時に自分が変わるところをみたことはありません。 私は再生し、さらに人一倍、輝く自分に出会いました。 私は玉川大学の演劇専攻(演専)と、当時学内で先輩らと旗揚げした劇団(プロジェクトM)で 演劇の基礎を徹底的に学びました。 それは多分普通は想像もできない内容です。 演劇の訓練とは体と心と魂を徹底的に知り、鍛錬し、 この3つを1つに繋げコントロールできるようにするという 超人的なプログラムなのです。 そしてそこに必要なエネルギーを注入します。 それは『愛』です。 そこで初めて舞台という高みから下界に向かって 時には神として、時には悪魔の代理として人々に投げかけ揺さぶることができる。 私にとって演劇とはそれ以上でも以下でもないそのものです。 声や表情や感情の波動によって観客や共演者を揺さぶり問いかけ共鳴させます。 それが役者の仕事です。 今日の私の根幹を作ってくれたのはこの『演劇』に尽きると思うのです。 これはマスコミで売れているとか名があるとか儲かっているとかいないとかいうこととは 次元が違います。 今思い出しましたが、当時の演出家は私のことを最も早く『天才』と気づいてくれ 私の役者としてのからだを信頼してくれていました。 私が最終的にうまく言えないセリフは『真実』じゃないとして セリフの方を訂正してくれましたし、 「ミオは(他の役者とは)違う次元で芝居をしている」と言ってくれました。 ある時は私と男の子とのシーンで、演出家のダメだしは 「たっちゃん(相手)がそうだと今ミオは小さくなってるのね。 たっちゃんを大きく見せるためにミオが小さくなってあげてるの。 ミオ、小さくなんないでいいから。たっちゃんが大きくなって」 これ、オーラというか、人間性の話です。 でも、舞台ではそういう関係性がちゃんと目で見えてしまいます。 役柄の関係性を成立させるには、そう見えるようにならなければなりません。 この後たっちゃんは稽古場で号泣しました。 技術とか演技力を超えた問題なので、 役者は稽古中に人間がでかくなったりしなきゃならないから 本当に大変だし超人的で面白いのです。 芝居の稽古というのはだいたいこういう自分の枠とか限界とか言われている壁との戦いです。 そういうのを超えないと役の人間なんて掴めないものですから。 だから確かに天音先生の言ってるように、演劇の人は強いです。 (もちろん本気でやった人だけです。存在をかけて) ついでにニューヨークでヴォーカルのレッスンを受けた時の感想も やはり、基本は演劇、でした。 ボーカルを本格的にやったことがなかったので、 演劇とは違う何か秘密があるかと思い取り組んだのですが やってみたらまったく同じで驚きました。 特にニューヨークのようなエンターテイメントの街で通用する声、というものを その時私は掴んでしまった。それまで生きてきた道が自分の中で一本に繋がるような体験でした。 ・・・ああそんなわけで、私の今の課題は、今の私にとって必要なものといらないものが 極端に天地のように別れて見えます。分別ごみみたいに。 分別ごみが見えたら分別して捨てなければならない。 これぞ幸せの法則です。実行実行・・・。 いつも応援ありがとう~^^9位です。あらら~・・ 人気ブログランキングに参加しています。 1日1クリック、よろしくおねがいします(^^)/ ここをクリックね~!