に行ってきました。 もう十数年前になりますが、 「聖なる癒しの歌」という著書を読んでいました。 その著者渡邊満喜子さんのクラスです。 どんなことが起こるのだろうと興味深々でしたが おもしろかった! 思えばその十数年前に(20代後半だったんだ) それがどんな歌なのか知らないけれど 私もそれを歌いたい、と思ったものです。 演劇出身なので、からだそのものから出る声、 魂が奏でる声、声は霊性をあらわす、声は宇宙と肉体をつなげる などという概念は体感的にそのころからわかっていました。 3時間半のクラスのうち半分は満喜子さんが話しておられましたが あれはほとんどチャネリングだったと思います。 挨拶も自己紹介もなしに終始目を閉じたまま 風に揺れる草のようにそよそよと揺れながら 静かな声で私たちの魂にそっと呼びかけられました。 その内容は、私がセラピーの時クライアントさんにお話したり (いったいどうしてこんなにしゃべれるんだろうと思いながら) 前の日の夜、夫に向かって懇々としゃべった内容とぴたっと同じで (選ぶ語彙までそっくりで) 自分以外の人の口から同じ言葉を直接耳にした体験にびっくりしたりしました。 そしてその歌はなんだか聴いたことのない声で 古代の楽器のようでした。 私はあたまでは「変な音!」なんて思っているのですが からだのほうはもう熱くて熱くて 閉じた目の中は『繋がった』時に出る紫の丹光で始終いっぱいでした。 私はわりと疑い深く冷静なところがあるので わぁ~すごいです、癒されます~というふうにはならないのですが そこにいらした方々は涙を流されたり深い感動があったようです。 それを冷静に観察したりして。 ところが、私にも衝撃の体験が待っていました。 一人一人のために満喜子さんがその人から受け取ったエネルギーに呼応する歌を歌ってくれて その波長に乗って一人ずつ歌うというセッションがありました。 歌った後に満喜子さんが 「今あなたこれまでおびえていたハートのチャクラをひらこうと・・」 みたいな、個人リーディングのような感じで解説してくれます。 私はどんなこと言われちゃうのかな~とちょっとドキドキ。 私の番になると先生はそれまでにないようなかわいらしいメロディーを奏で始めました。 他の人のはうなりだったり和風の音階のようだったりしたのに 私のはちょっと賛美歌のような、かわいいディーバの歌声のよう。 私は目を見開いて、起こることを見ていました。 すると歌い終わった先生は突然目をぱっと見開いてこちらをはっきり見ました。 私はびっくり!だってそれまで先生は3時間あまりの間 目を閉じたままだったからです。 開けても薄目のようでなにも見ていない感じだったのに 突然美しい大きな目でしっかりとこちらを見て微笑み、 「・・歌ってる?」と私に言ったのです。 「!は、はい・・」 「そうね、あなたは歌う魂として生まれてきたのね。 これまでも歌ってきたけど、あなたの中にもっともっと、たくさんの歌があるの。 それに臆することなく、あなたの中の本当の歌を歌う時が来たって、そう言ってるわ。」 それには感動せずにはいられませんでした。 声で癒したい、世界を変えたいと、思っていました。 なんとなく、背中を押してもらえたような、昨日の出来事です。