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上田へ

お墓参りに行ってきました。 妹が取ってくれた長野新幹線は、朝6時24分東京発。 長野新幹線、初体験です。(上越とかと別なのね^^) 長野県上田市は父方のご本家があるところなのですが 長年の我が家の断絶のため、最後の訪問はもういつだったか思い出せません。 でももう、そういうことは私にとってはあまり関係ないし できたらご先祖さまにもかわいがってもらいたいし この世に愛すべきものはなるべくたくさん持っていたいし 母がその気になってくれたし 多分そういうタイミングなんだと思う ということで、行ってきました。 (いとこのみっちゃんが2年くらい前にネットで私を見つけて 連絡をくれたことが大きな助けになってくれたと思います) 私が家族で行ってたころは、父の運転で真夜中に出発し明け方の星空を眺め 父お気に入りの中村八大のピアノのカセットを聴きながら 朝到着という長旅でした。子供のころの思い出です。 父はコンディションによっては恐怖の存在だったんだけど たとえば山からだんだんと明けてくる薄紫の空の下で聴く マシュケナダとか、そういうのは大好きだったんだな。 ドライブインで飲む、粉のインスタント味噌汁とかそういうのも。 妹が車酔いがひどくて母に抱っこされて眠ってからの出発で 弟と私は後部座席から空が見られた。 多分私と弟はおんなじようなときめきや夏休み感を味わっていたと思う。 それがなんと東京から一時間半弱で着いちゃった。 朝曇っていたし前日は涼しかったのでちょっと甘く見てたんだけど いきなりの大晴天。 空気がめっちゃ澄んでて、もう波動が軽くてしょうがない。 駅を出ると街は、人間がいない!一本道を歩いてるとずーっと向こうまで ひとっこひとりいないのです。 上田は、観光地や他の日本の田舎ともちょっと違う感じがしました。 盆地だから? 八方が山に囲まれてるから? 田んぼとかがないから? 城下町だから? 上田城跡を散歩して、お寺へ。 炎天下をテクテク歩きました。(本当に人がいない) 上田城跡は本丸がないんだけど 歴史を作った人々の残り香を感じることができました。 真田幸村さんを奉った神社がありなんともいえない実直な空気を醸していた。 そこでようやく地元の方らしき人々に出会うのだが 思うに上田の方々は、ものすごくはっきりとしたしゃべり方をする。 東京よりもりっぱな標準語でイントネーションや抑揚がものすごくはっきりしている。 会話を聞いているとなんだか初歩的なお芝居を見ているみたいな気分だ。 妹とセルフタイマーで写真を撮っていたら、 北軽井沢牧場?だっけな、とか書かれたTシャツのおじさんが にこにこしながら近づいてきて 「撮ってあげようか?」と、やたらきれいな発声で言うものだから はい、ありがとうと答えるとそのおじさんはカメラを持って 「正門ではもう撮ったの?」と言います。 いえ・・・(まだそっちには行ってないけどゆっくり回るから・・)なんて言うまもなく 「じゃ、そっちで撮ろう。ここにきたらそこで撮らなきゃ。 ここは時代劇でもよく使われ、この間も・・・」とガイドが始まった。 結構な距離があるし、母を置いてきぼりにしてるんだけど おじさんはにこにこでものすごく歯切れよくガイドを続ける。 正門の前に着いたら「じゃ、まずここで。はい、もう一枚。 じゃあ今度はもう少し右で・・はい、もう一枚。」 え?慣れてる・・終わったら代金請求されるんじゃないかしら、なんて思いながらポーズ。 母が後を追ってきてようやくたどり着くと、おじさんは間髪入れずに 「お母さんが着たからもう一枚。まずはこっちから。」なんつって。 で、撮り終えると「はい、ごくろうさま」みたいな感じであっという間にいなくなってしまった。 うーん、親切プラスお国自慢?でも楽しかった^^ ちなみに帰りの新幹線で写真をチェックした妹はおじさんの腕前がいいのに爆笑。 見ると観光はがきみたいにきっぱりと撮れてました。 お墓では不思議ととてもはっきりと静かにご先祖さまとお話できたような気がしました。 私たちが行ったことはとても歓迎していただけたみたいです。 その時そこにいることが100%当たり前みたいな感じでした。 特に何も話したわけではないのですが そこに来れなかった弟のことを、私も妹もお願いしました。 お花を飾りお水をかけお線香を焚きお経をあげると お墓はひとかけらのくもりのない真夏の光を浴びて ぴかぴかに輝いて見えました。 いつも応援ありがとう~^^ 人気ブログランキングに参加しています。 1日1クリック、よろしくおねがいします(^^)/ ここをクリックね~!


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