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二人のスーパースター

先週は、家族のような友達2人の結婚式に参列しました。 一週間に2度結婚式に出るなんてめったにあることじゃありません。 しかも私たち3人は本当に家族というか姉妹ってか そういう時期を過ごした仲間です。 私としてはそりゃもう、感慨があります。・・・ 2人ともかわいくて美しくて、地上の妖精、女神そのものでした。 きっと彼らが美しいのは、その瞬間世界のすべてに感謝しているからなんだな。 これまでのすべてとこれからのすべて、そして今に。 2人は、多分私が家族という幸せをせいいっぱいに求め、 うまく求めることができずにずたずたに傷ついたりしてきた姿を誰より知ってると思います。 彼女たちは『アズさん、私、できたよ、アズさんもおいでよ』と 最高のひかりと共に私に伝えてくれました。 ほぼ同時に私の中で再び深い気づきが起こりました。 私のなかでの傷の浮上です。 私の家族のゆがみや破綻の元凶は傍から見ると手をつけられない状況ですが ある時を境に一人一人がどうしようもないなりにそれと向き合う形をとるようになってきています。 これは、多分アダルトチルドレンの家族にはよくあることだと思います。 父親が父の役割を果たさない時、母親はそれをカバーしようとして破綻する。 そこで今度は子供の中では往々にして一番上の子が父の代わりをしようとして 『判断役』を担うわけです。 私は3人兄弟の一番上でまさにこのパターンでした。 私は必死に『正しいこと』を求めます。 そして加害者である父を憎み被害者である母をかばい、精一杯味方をするわけです。 母は私にすがりながらもたまに私を『(悪である)父の子』呼ばわりしてくるのです。 この裏切りは私のハートを引き裂きました。 後に大人になってこういった痛みを整理し、自分なりに解決をしてきた中で 父との和解や愛を感じるところまで行った私でしたが それを母にとがめられたことがありました。 「父の被害が被らないようにしてあげてるのだから、 勝手に仲良くしていいところだけ持っていくな」という母。 確かに父は私のいない時、母の前で私のことを人でなしだとか泥棒だとかウソツキだとか ひどい悪態をつくのはしょっちゅうでした。 私の前では別のいろいろな人のことを言ったりするのでだいたい想像がつきます。 母はその度逆上し、父にあらんばかりの憎しみをぶつけ、そのことを私に報告してきます。 「ああなんてヒドイ男。お母さんエライね、ありがとう」と言えば母は落ち着くようです。 でも、父は病気なのです。本当に心の病気なのです。 実の父に影で恐ろしい悪態をつかれていることを聞かされ 報告してくる母をねぎらうなんて私はもういやです。 最近の私は、本当の私としてどこにでもいられるようになってきています。 私はもう、ゆがんだ家族の中での役割を降りたのです。 私と父との関係は私たちのものです。 母から見た父と付き合っているのではありません。 母はそんな私のことが気に入らないようでした。 電話をかけてきては一方的に捨て台詞を言って電話を切ります。 しばらくすると謝りの電話をかけてきて、また同じことをする。 でも私は今度ばかりは自分の態度を変えませんでした。 母が逆上したり泣いたりしても、自分のせいだとは思いませんでした。 母は、自分のやりたいように、やっている。 最後には母は泣きながら自分の口でそう言いました。 これが2ヶ月ほど前の出来事。 そしてこの月曜、仕事に向かう道すがら 先週の2人のスーパースターのことなど思いながら新橋駅から歩いていたら 突然ハートに詰まっていた何かがぷちんとはじけて溶けてきました。 その時私は私の声を聞きました。それは 「私は・父を・愛している」という声でした。 溶けたのは「母のために、父を愛してはいけない」という思い込みでした。 いきなり涙が止まらなくなり、新橋の薄汚れたガードを泣きながらくぐりました。 お母さん、お父さんを存分に愛させてくれなかったあなたを許します。 お父さんとお母さんを存分に愛せなかった私自身を私は心から許します。 みなさんの応援心からありがとう^^ 人気Blogランキングに参加しています。一日1クリックで応援よろしくお願いします(^^)/~ ここをクリックね~!


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