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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

人生を分ける心の声

例えば以前の、どうみても自分を幸せだとは表現できなかった頃 一つの動作から次の動作に移る境い目の瞬間などに ふと内面をよぎる感覚を言葉にしてみるなら 「ああ辛い、しんどい、疲れた、重たい、動きたくない、不安、…」 というような感じだった。 動作している時はその目的のために動いているので その最中は一瞬感じないのだけど 次の動作に移る合間合間にそんなセリフが心から漏れるように出てきてしまう。 瞬間瞬間のことなのでよく観察しなければ なんとなく気が重いなぁとか疲れているな、という感じに知覚されると思う。 それで、次の動作に移る時には それを振り払うようにがんばったり勢いをつけないと進めない。 すると、一つの動作をするのがとても重たくきつく、 からだにヨロイでも着けている感じになる。 この、ずっとがんばっている状態を続けると だんだんと人生に疲れてくる。 それで私は気がつくとよく 「人生に疲れた」と口にしていた。 知り合いからあいさつに「元気?」と問われると 思わず正直に「ん~…疲れているかな、人生に」 なんて答えてしまい、相手を当惑させてしまっていた。 不幸の手紙の配達人みたいだ。 これが続くといわゆるウツと言われている状態になってくる。 動作と動作の合間の心の声は 潜在意識の無限の空間に蓄積された記憶から出てくる。 ネガティブと判断された未浄化の感情とともに記憶された記憶は この現象界との接触における様々な動作に付随して無意識に浮上しては 心身に重荷を課す。 この潜在意識の古い記憶を浄化していくと この動作と動作の合間の心の声が変わってくる。 「ああ、幸せだなぁ、ありがたいなぁ、穏やかだなぁ、軽やかだなぁ、安心だなぁ」 という風に。 最近の私はすっかりこれで ご飯の買い物にスーパーで、とか 朝目が覚めたばかりの時 パンとコーヒーの匂いをかいだ時 仕事や家事の合間などにこういうセリフが漏れてくる。 観察するとあちこちで漏れているので せっかくだからなるべく口に出すことにしている。 この、動作の合間の瞬間の心の声がエネルギーとして 次の動作の表現を選択したり 似た波長のものを引き寄せたりするのだと思う。 無意識に近い領域のエネルギーが働いている。 潜在意識が変わると この合間の声の主張が変わってしまう。 この声が変わってこないと いくら頭でがんばっても 引き寄せだったり、成功哲学だったりも なかなかいい風には機能しない。 わかった、と思っても何も変わっていないのだ。 それともう一つ この声は、理屈を言わない。 シンプルなフィーリングで中身が構成されているのと 結局のところ ここを満たしてくれるのは愛以外にはない。 どんなに何かに成功しても達成しても やった!というのは手に入れたその時だけだ。 次の瞬間からその満足は色あせ始める。 本当に満たしたいなら コツコツと自分を愛する作業をするのがいい。  過去を許し、自分に愛を与え、受け取る。 みんな自分と自分の中身とで行う。 地味そうだけど、 人生を幸せに変え、世界を変えたいならこれが最も近道だと思う。 私がセラピーでしているワークはすべてこの作業を推進することへ向かっている。


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