AZU WORLD

トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

人間らしく生きる

前回がルーアのホームページのリニューアルのお知らせでしたが、その後ブログに着手していました。プロのつぶやきを読んで目からうろこが。ど素人なんだけど、コンピューターでなにかを作るのが好きなので熱中します。

今日は沖縄最高にいい天気。この天気に包まれながら、瞑想に入りたいと思います。作業で頭を使っているときって思考モードに入っているので、いろんなことを思考しがちです。本当に人間の脳って観察していると面白いですよ。脳の動きを自分で観察するなんてことをできるのも人間であるおかげ。

人間らしく、生きたい。

この地球には人間以外に無数の動植物が存在します。それぞれに特性があって例えば健康法として動物の動きを真似るといいんです。ねこのび、とかね。ハタヨーガのアーサナには動物の動きがたくさんありますね。

人間はというと、どうも野生動物としてはあまり高性能だとは言えないでしょう。まず二足歩行というのは無理があって、四六時中どこかに負担がかかります。赤ちゃんは生後数年も、お母さんにいのちを預けないと生き延びられません。

人間は、知性を持った生き物でさらにその知性を磨くため、進化させるためにそうなっているのでは、と最近思いました。からだが不自由だと人間は工夫します。私は体力が無くよわっちいので、たくさん工夫して余計なストレスをどこまでも取り払う訓練をしました。その結果、心の特性がわかり、心のエネルギーというものが私たちの知覚や状態に与える影響の膨大さを思い知りました。

自分が何をしているか、と問われると人は行動に意識を向けます。でも私たちの心は四六時中なにか行動しています。おおざっぱに言えば、心は外側の刺激に気をとられています。それで、ああ、気持ちいいなあ、とか浮かないなあ、とむ、かつくな、とか、それで不快なほうを強く感じると防御したり、攻撃したりしています。よく観察してみると、無意識に自己弁護したり、言い訳したりしています。本当にしょっちゅうしているはずです。

そのことに気づいて向きを修正してあげるだけで、エネルギーの消耗は大幅に軽減することができます。簡単にまとめると、「自分が(心の中で)何をしているのかに気づくこと」です。

人間の赤ちゃんがなんとか自分の足で逃げたり隠れたりできるようになるのは3歳くらいでしょうか。これは、人間の潜在意識の基盤の多くを形成する時期と重なっています。この間にこれから生きていくための基盤とするほとんど重要な情報をインプットしてしまいます。このことはとても興味深いことです。

この間人間の子供はお母さんに付きっ切りで面倒を見てもらいながら意識の基盤を築きます。ものごとのとっさの判断や、自然にわかる良い悪いや、やさしさや、快不快とそれに対する反応の仕方など、また、その奥にある大事な「愛情」というものをすべての感覚を通して記憶していきます。お母さんの意識からダウンロードしていくような感じです。

つまり、人間にはその期間、心の基盤を作る段階というものが必要なのだというjことではないかと私は考えています。そう考えると、私たちの人生のからくりはぐっと読み解きやすくなっていきます。人間は苦しみ、葛藤するように作られています。それくらい複雑で、しかも無駄がない生物なのです。

自然は無駄なく淘汰されています。

私たちの意識も洗練されています。

磨り減ったり化学変化したり、突然変異しますがそれでもバランスされながらあるかたち、ある方向へ向かっているように見えます。

 

人間らしく生きる、ということを一言では言えません。でも、肉体は動物をお手本にしたとして心は、意識はぜひ、神さまをお手本にしたいと私は思っています。そんな生き物として生きることができたら、本望だなぁと思うのです。


ブログランキングに登録しています。 クリックで応援よろしくお願いいたします。
公式サイト→トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピー

AZU WORLD©2002-2023