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元旦

滑り込みセーフ、2009年元旦に書けました。 沖縄への引越しの荷造り真っ最中です。 陣中見舞い歓迎です^^ 主人の方は今日は疲れが出たのか体調を崩し一日中寝ていて今もまだ寝てます。 私は昼から私の唯一の過去の歴史的な遺物、 写真と芝居の台本、過去に掲載された雑誌などの一まとめに入った箱をあけ 小さな箱に分納しました。 元旦ってどうしてこんなに穏やかなお天気が多いのだろう。 子供の頃から不思議に思っていました。 ベランダの窓全開で22~4年前の芝居の台本をそーっとめくりました。 (ボロボロで崩れそう) 長セリフを探して適当に読んでみました。 すると、あの頃の、ではなく、新たなドキドキや胸が締め付けられるような感動が 全身に巡りました。 わかっていたつもりだけど 全然わかってなかった!こんなすごいことやってたんだ~!と びっくりの連続でした。 87年9月の、スピリチュアルの世界では ハーモニックコンバージェンスという記念すべきアセンションの時 私は初主演で M版真夏の世の夢~惑星探査船キャプチュード外伝~という芝居をやっていました。 私はその宇宙船の乗組員で 環境調査官の聖さんという役でした。 物語の狂言回し的役どころになんとW・シェークスピアが出てきたりして。 (スピリチュアルでは、シェークスピアは有名なマスターが過去に転生したと言われてます) 私、聖は移住可能な惑星を調査中に失踪します。 物語はそこから始まるのですが、 これがもう、説明し難いスジです。 私が失踪した星は、シェークスピアが言葉と役割の創造主として支配しているのですが しあわせ、というものを創造するには何かが足りていません。 彼は、その星の住人の、不定形生物ユウたちに代わる代わる役割を演じさせて しあわせを求めます。 そこに私、聖が調査にのために上陸しますが 聖のなかにある「思い」が 一人のユウとシンクロして私はそこからどこにもいけなくなってしまいます。 …というようなスジだったことは今日初めてわかりました。 というか今書いていても合ってるか定かではありません。 聖は、自分の中に、どうしてもこう生きたい、というような駆り立てられる思いなく 生きていました。 それは少女の頃のことですが その思いがないため、どこにも進めないでいました。 「小さな頭を小さな思いでいっぱいにして生きている人を見て うらやましくて泣いてばかりいました」というようなセリフが出てきます。 復讐のためでもいい、迷いなく一生を賭けるような生き方がしたいと彼女は言っています。 つまりそういう思いなく、どう生きていいか選べないのです。 そのセリフは、当て書きです。 つまり、21歳の時の私がしゃべったことを作家がセリフにしています。 けれど「死なない限りは人は歩き続けなければならない」と悟り 生きることを始めます。 セリフを読んでいると痛いばかりですが この芝居はものすごいエンターテイメントになっていて 劇中あらゆることろに小劇場ならではのパフォーマンスが組み込まれ クライマックスシーンは延々と戦闘シーンが続きます。 私はそれで、大人気になりました。 ちょうどその頃、エイリアン2が封切され 私のコスチュームも武器も先輩がリプリーそっくりに作ってくれ 私の筋肉と殺陣はめっちゃかっこよかったらしいです。 歌とダンスもやりまくりました。 公演が終わり、プロのカメラマンが撮ってくれたたくさんの舞台写真を見て その表情や動きにびっくりし もしかしたら私は、自分で思ってる以上の何かをやっているのかもしれないと 初めて感じました。 劇場を出てくる人たちが握手を求めてくれ 「ありがとうございました…」と言われる体験をしたのもこの公演の時でした。 しあわせに生きるためには 役割と言葉に、思い入れが必要だったようです。 でもそんなことよりあのエネルギーです。 それから「わが町」をまた読んでしまいました。 死んだエミリーが墓場からこの世を省みて言うセリフ。 エミリー:さようなら、グローバーズコーナーズ、ママやパパ。      時計の音よさようなら。      それからママのひまわりも。      それから、あったかいお風呂。      それから、眠ったり起きたりするのも。      ・・・・・・      ああ、地上の世界よ、それはあまりにもすばらしすぎて      誰にも理解できないのよ!      …人生を、一刻一刻を生きている間に人生を      誰か本当に理解できた人はいるんでしょうか? 進行役: いませんね。      聖者や詩人なら、いくらかはね。 私はまだ一年生で役につけなかったのですが、 このエミリーのセリフを何十回口にしたかわかりません。 そのたびに号泣しました。 でも今日は号泣より驚嘆のほうが大きかったです。 それは、あれから20数年間こんなにも様々な体験をして成長したつもりでも この芝居の世界は相変わらず完全なる宇宙観と 神の視線を微動だにせず保持し続けていたからです。 偉大な芝居にはかなわないな。 芝居ははなから、宇宙より地球という小さな小さな舞台を見下ろして書かれている。 もちろん、それは偉大で奇跡的にこの世に降ろされたものに限るのだけれど。 ■Ruach■


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