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前進

沖縄という離れたところにいるというのに 被災地や近い方々からご心配いただいたりして 本当に感謝しています。 沖縄は今のところまったく被害がありません。 最初の日に津波警報で避難された方々がいましたが 被害は出ていないと思われます。 本当にありがとうございます。 地震直後の日本人の反応、態度、行動が 世界で驚きと賞賛を受けています。 今世界中が見守りたくさんの祈りを捧げてくれているはずです。 つぶやきという文明が今ほど役に立つと思ったことはなく ひとりの声が届けられることとそれをキャッチできることに ありがたさと驚きを感じています。 驚きを感じることの多いこと。 多くの方が適切な対処をしています。 忍耐や理性や建設的な思考を最大限に働かせて。 つぶやきの中で「日本人は強くなってるんだ」というフレーズがあり 心を打たれました。 私も本当にそう思いました。 もともと持つ資質、思いやる心、共感能力が最大限に発揮されているのを感じています。 そういった心の力が発揮されるには 私たちが日々どういうことを意識し大切にして生きているかが 大きく影響すると思います。 多くの方が内面(スピリチュアリティ)に取り組んできたことも大きいのではと思います。 意図的でないにしても多くの人が自己に向き合い意識してきたことが こういったときに花を咲かせるのだと感じています。 一方、共感力の高い人たちは他人の痛みにも敏感です。 ですから、あまりニュースなどを見過ぎないようにというのは ある意味では本当です。 人は誰も内面に痛みを持っていて、 それが充分に癒されていないと 外側に見える痛みに非常に共鳴してしまい 同じ次元に引き寄せられます。 そうすると脳や体は、実際に自分にそういうことが起こったのだと理解し 緊急事態に自動的に対応してしまいます。 そうすると肉体の本能優位になり 戦うか逃げるか!に備え神経が興奮し、内分泌が反応します。 急激で過度であると、パニックを起こしやすい状態になります。 潜在意識が形成される時期にある13歳くらいまでのお子さんには むやみに恐ろしい映像は見せないというのも大切かもしれません。 本当に逃げなくてはいけない場面ではこういった興奮によって 火事場の馬鹿力が出ます。 ですから、実際に被災現場にいる場合は からだは自然にそれに対応しています。 ですが、実際の被災地ではない、 震災直後はショックを受けたものの 気がつけば日常に戻り、普通に生活している方の場合は ショック後にまだ被災地の映像を見続けたりしていると 脳としては対処に混乱が起こります。 興奮と沈静のバランスが悪くなりストレスが起こります。 東京で買占めが起きているのは 皆さんが思いやりを忘れてしまったわけではなく ショック状態からいきなり日常モードへ戻らなくてはならなくなり 被災地の痛みには共感し続けているというアンバランスから来ていると思います。 地震直後に日本中が「何かしなければ!」という興奮状態になりました。 買占めという行動は、その何かしなければ!という興奮の延長で、 ボランティアに行きたい!という衝動とそれほど大きな違いはないのです。 (ボランティアの方に申し訳ありません。 奉仕は尊いものだということは前提です。) テレビのニュースの映像はほとんどが繰り返しです。 見守るほうは、何か進展があるかもしれないと思って見ているのですが 最初の急展開のあとは新しいニュースは一日にいくつもありません。 ですからなおのこと、ずっと見続けるのは、 心身ともに健やかであっても波動が下がることです。 日常モードの生活に戻ると、火事場の馬鹿力の時のような脳内物質も出なくなり 次第に憂鬱なモードに入ってしまいます。 普段瞑想の習慣がある方は ニュースを見たら瞑想、または自己ヒーリングをすると決めておくと楽です。 何よりも一番大切なのは内なる平安です。 平安という愛の住処に戻ってください。 あまり遠出をしないように。 だからと言って、起こっていることを見ないでいい、感じないでいい というわけではありません。 中心にいることができれば、中庸でものごとを見ることができます。 中心に戻れたら、ぜひ今起こっていることをしっかり見てください。 多くの人が、何もできない、どうしたらいいかと言います。 具体的には募金はすべきことのひとつです。 ヒーリングができる人は行いましょう。 多くの人が祈っていると思いますが その時、自分自身が愛の中にいまししょう。 愛の中にいれば、目を背ける必要がなくなります。 一見ネガティブに見える情報を正しく受け取る事ができます。 原発の情報を、不安をあおるだけと言う人がいますが 不安という領域から自分が出て、情報を受け取ればいいだけのことです。 正直、情報の隠蔽や操作、そしてそれが行われている動機のほうがよほど恐ろしいことです。 現場の人は大変です。 ですが、もっと根本に、そういうことすら見越して行われてきた つまり誰か(立場的弱者)が犠牲になることを前提に行われてきた 利害のための大きな操作が地上では常に行われていること その刈り取りを私たちは先延ばしにしてきていることを知らなければならないと思います。 楽観的であれば、楽観的な結果が起こるといっているスピリチュアルリーダーも いるかもしれません。 楽観的とは、いやなものを見ない感じない知らないふりすることではありません。 すべてをありのままに見る感じる知ることができることです。 恐れを克服すれば目を背ける必要はなくなります。 恐れを克服するのは愛です。 スピリチュアルの見せ所なはずなのに、ここへ来て逃げないでほしいものです。 何ができるだろう、と思う人は どうか、まず平安を作り出してください。 それから、起こっていることを見て、感じてください。 愛の中で。 攻撃ではなくまっすぐに見てください。 今から学ぶことで、全体の愛に対する前進があるでしょう。


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