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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

勉強会での学び

みなさんこんにちは。

東京の勉強会からあっという間の一週間でした。

お集まりいただいたみなさんには本当に感謝につきます。素晴らしく深いお時間でした。改めまして、ありがとうございました。

いろいろな方とのセッションを重ねていると、そこには自分の知識や経験を明らかに超えていると思えるような導きがあります。その方との間にしか引き出されないであろうと思えるような言葉やたとえが出てきます。ワークの内容を引き上げたり明らかに誘導してくれるちからを感じます。ほぼ毎回、それは一瞬の出来事のようですがそれは起こり、私はそれを感じとりながら、そして感謝しながら、セッションを進めます。

今回はグループでのワークで、8名の方がお集まりくださり、私含め9名でのセッションでした。

セッションを導く存在と私とのセッションは前日の午前中から始まりました。それは私の準備が整うと自動的に始まります。

私の意識のスクリーンのホワイトボードに絵や言葉が描かれ始め、それを見ながら私は心の中でしゃべり始めます。一通りの事前セッションが意識の中で行われるのです。

これを、シミレーションと呼ぶ方もいるかもしれません。しかしその原案は私の辞書にあるものを引き出してくるのではなくて、初めてのものがほとんどです。私にとってそれはまさに聖霊とのセッションのようです。

今回私に叡智を受け取る準備ができると、唐突に大きな白いテーブルがドン、とスクリーンに描かれました。そのテーブルには書類や書物が積んであります。大小さまざまな束になっていて、その大きな一つは「お母さんから引き継いだ資料」。また別のは「お父さんから引き継いだ資料」。また「過去世からの資料」は結構膨大です。

魂が身体に宿ると、肉体の五感を通しての知覚によるデータがどんどん積まれていきます。

私たちはそれらを土台にして、更に学びを進め、整理したりもっと書き加えたりしながら人生を歩みます。

まじめで熱心な人ほどその資料はどんどん増やされていき、その山積みの山が高いほど優秀で、天に届くことがゴールなのかと錯覚してしまうほどです。

さて、一方に登場したのは寝室とベッド。ここは心を静めてからっぽにする場所。実は人生でメインなのはこちらだ、というのがこのセッションのテーマです。

この寝室は私たちのひとりひとりの誰もが、この世に来る前から慣れ親しんだお部屋です。この世に生まれてくると私たちはテーブルでの作業に夢中でつい忘れがちになってしまいますが、私たちの人生の主役である「魂」にとっての本当のお部屋はここです。

寝室に戻ると私たちの頭と心とからだは休まり、私たちが本当は何のためにそんなにも忙しくテーブルにかじりついて作業に追われていたのか、その目的やなにかを思い出します。

私たちは作業していくうちに作業の効率を上げる方法が必要になってきて学んだり、また落ちてしまった効率を取り戻すためのやり方を学んだりして、それなりに賢くなります。もちろん努力する人は、ですが。しかしそんな作業に没頭しているとつい、その作業そのものが人生の主役のようになっていき、それ以外のものは脇に押しやられ、時には犠牲にしたり、抹殺されたりしていくこともあります。

子供の時、大きくなったらナニナニ(職業)になりたい、などと言いますが、おとなたちの作った集合意識の観念が子供たちにそういう資料を手渡して、子供なりにそれが人生の目的なんだ、と理解しているのかもしれません。

 

さて、作業に没頭していて久しぶりに寝室に戻ってきました。戻ってみると私たちは魂がふるさとに戻ってきたようにほっとします。心が静まり、頭がクリアになって、身体はエネルギーを充電し始めます。そこで私たちは本当の自分、内なる神の声を耳にします。私たちは思い出します。大事なことはなんなのか、本当の想いはどこにあるのか、そしてそれを大事に生きるには何をどうすればいいのかが、心の中に流れ込んできます。

そうか、そうだったんだ、と、気づきを得て、さて、再び作業テーブルに戻ってみると、一見して必要のない束や、大事なものに交じってそうでもない、もう使い道のない資料がたくさんあることに気づきました。

寝室に入る前は確かにそれらは全部有用で、これから一生かけて全問を解かなくては、と考えていたものばかりでした。

そしてその問題を解くためにはまだまだ膨大な量の資料を取り寄せなくてはならず、それらを手に入れるためにはたくさんのお金と時間が必要で、それらを準備するにはまだまだ相当余分に働いてそれらをプールしなくてはならない、と、そのための完璧な計画を立ててもいました。

この準備に要した時間と労力が、いきなり無用になってしまったことはショックです。でも古い計画に後戻りすることはやはりどうしても考えられません。私たちは未練がましくも、慣れない新しい道を選びおずおずと進みます。

ではこんなにも寝室に疎遠にならずに、もっと頻繁に戻るようにしてはどうでしょう。できるだけ多くの時間をここで過ごすのです。たとえ作業の途中でも、もう少しで何かが達成できそうでも、その成果を味わうという甘美な誘惑も手放して、ただはたと手を止めて、寝室へと戻るのです。

戻ると私たちは我に返ります。またしても、テーブルではゲームに夢中になっていた自分に気づきます。勝ったり負けたり、優ったり劣ったり、得たり失ったり、そんなゲームに夢中でした。

寝室の世界は全く異なっています。そこには足りないものはありません。余計なものもありません。ただ平安があります。その平安のために必要なすべてがあります。それは、完全な秩序(真理と叡智)と愛です。

寝室にいてそれと一つになっている間に、私たちの意識は引き上げられます。そうして作業テーブルに戻ってみると、その机上にあるものはすでに置き換えられています。聖霊が、誰かの、何ものかの手を遣わせて、それらをより高い波動にふさわしく彩ってくれるのです。自分の手だけで片付けなくてはならないと思い込んでいた品々も、今必要な人の手にわたったりして、あなたのテーブルから優しく去っていくこともあります。彩られた世界は、このように違って見えます。

もうお分かりかもしれませんが、寝室とはあなたの内なる神の居所で、寝室に行くことが、瞑想や祈りです。

あなたは寝室でただ過ごすだけでもいいですし、対話したり質問したり、または話を聞いてもらってもいいのです。ひたすら、癒されることもできます。

できるだけリラックスし、本音をさらけ出し、素直になれれば最高です。

最初の東京勉強会のお話に戻りますと、勉強会で輪になって過ごした時間は、各人が寝室に戻って、その寝室で輪になってみんなでお話したような会でした。自分以外のみんなは自分の分身のようでもあり、神が見せてくれた神の化身の姿のようでもありました。

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