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北部へ

私の住んでる糸満市沖縄本島で最南端の市ですが 昨日は久しぶりの晴れた休日で(ずーっと雨や曇りでした)遠出しました。 本島は北へ行くほど海がきれいだとは聞いていましたが 本当に「大変だ、南部に住んでる場合じゃないかもー!」と叫ぶほどの美しさでした。 まず高速に乗って名護を目指しました。 名護、以外は何も決めていなかったのですが またしてもまっすぐに神さまのところへ到着してしまいました。 名護グスク跡へ。 ものすごい石段を登りきると小さな社があって(本当に小さい) 賽銭箱以外なにも置かれていませんでしたが ものすごく実在感を感じました。 そこで私はちょっと神さまとお話しできました。 神さまは 「あらゆる不安と恐れから完全に解放されたときに完全な奉仕ができる」 というような意味のことをおっしゃっていました。 ですからやはり人はしあわせへの道を歩むことが大切なのだと思いました。 名護は北部では大きい町だと聞いていましたが 本当にすぐに端から端まで行けてしまうし すごくのどかで長野の田舎とかと雰囲気が似ていました。 大きい山を久しぶりに見たのでかなり興奮しました。 名護グスクの跡には建物はなく 2本の荘厳な神木がおられました。 その山ごと公園になっていて本当に美しかったです。 Image547.jpg 公園を歩いて一周してから今度は本部から橋を渡って行ける瀬底島を目指し、 その途中のビーチがこれです。 Image551.jpg いやぁ~もうほんとに天国かと思いました。 そこで地元の人が話しかけてきたのですが、べろべろに酔っ払っていて 「おれは地元はこっちだけど川崎で20年暮らしてる。 高2の息子と嫁さんを置いてこっちに帰ってきてるんだけど なかなか帰る気がしない。 こっちだと、知り合いがいっぱいいて、毎日酒飲んじゃうからね。 おう、今度こっちでバーベキューでも一緒にやろうよ。」 向こうの小さいおんぼろトラックからクラクションが合図のようになって 多分彼の父親くらいの痩せたおじーが私たちに 『飲んでるから、ごめんな』と、ゼスチャーだけで知らせて そのおとーはふらふらとトラックに帰っていきました。 Image549.jpg 海が綺麗なわけはもうはっきりしていて人口密度の低さです。 恩納村を過ぎると圧倒的に山が大部分を占め、人が減ります。 山って人を寄せ付けない自然の強さがあります。 でも名護から本部を走っているとき 石を切り出している現場があって 大きな山がいくつかまるまる削られてなんかすごい格好にされていました。 その周辺だけが空気が違っていて、やけにしらけていました。 瀬底島は一瞬で一周できてしまう小さい島ですが 超巨大なホテルらしき建物が建設中でした。 その他はペンションとか、うし、あと馬と子供が4人。 いつも思うんですが、沖縄の小さな商店を見てると 本当に暮らしていけるんだろうか? どうしてもこれで真剣に生計を立てようと思っているように見えない、と。 実際沖縄の経済はかなり無理と問題を抱えており、 すでに破綻しているように見えます。 これからが大変だと思う。 もちろんなるようにはなるけど 誰かが、何かしないと、やっぱり苦しんでいる人は多い。私たちだって相当まいったんです。 実際こちらに来てからひしひしとずっと感じています。 こっちにきて、なんにもない割りに飲み屋とパチンコやの多さにびっくりしました。 そして少しずつこちらの人の話を聞くと やはり、生活は最低賃金だけど飲み代とパチンコ代は使ってしまう、とか それで経済破綻する人は多く 女性は働き者、男性は働かない、とか ほとんどの家庭は共働き、 出生率、離婚率ナンバーワン、で複雑な家庭環境で育つ人が多い。 不眠と鬱がとても多い。 だけど、人当たりは柔らかく、痛みを表わさない人が多い。 よくよく聞いてみるととんでもなくこころとからだに痛みを抱えていたりする。 まぁ、私と主人のフィルターを通してるので偏ってはいますが(痛みと向き合う仕事なので) 今日までリサーチしてきたところでは、こういった傾向は実際あるみたいです。 だけど圧倒的に言えるのは、沖縄の人は、目がきれい。


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