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問い直す

お盆あたりからの沖縄のお天気(天の気)の美しいことといったらありません。 日本全体の波動もようやく少し落ち着いてきているように感じます。 事態はもちろん収束などしてはいませんが。 今回の日本の大きな揺れによって 様々なことが浮上してきていますが 大切なのは、ひとりひとりの幸せ、それに向かう意志だと思っています。 世の中が平和で安定していれば 確かに状況としては望ましいに違いありません。 けれど人間は時として大切なことを学ぶために 何かを手放したり、一見崩壊に見えることを体験することがあります。 幸せに向かうこと、人間としての前進は 内観、内省抜きにはかなうことはありません。 なぜならそれらが私たちの無限の内奥に存在するものだからです。 放射能という目に見えない脅威が在ると知りながらも 多くの人は以前と同じ日常を生きなくてはならない状況にあるかもしれません。 子供のいる人は東日本から逃げるべきだ、という考えを強く持つ人もいるかもしれません。 でももしそう思うのなら、そう思う人がたとえ子供を持っていなくても 移住をしてみるといいと私は思います。 そうやって、お手本になってあげれば そこに(エネルギー的にも)道が創られます。 そうしたらそこで子供を持つ家族を迎え入れることができるかもしれません。 私たち夫婦は、特に外的な必要性なしに、自ら希望して移住を試みました。 ですがそれでも、移住はとても大変なことでした。 もし子育て、教育、養育の義務を背負いながらでしたら当時の状況では とてもじゃないけれど重圧に耐えられなかったかもしれません。 私は東京という地に対して特に愛着を持っていませんでしたが それでも慣れ親しんだ場所から離れて新たに磁場を築くには 大きなエネルギーと時間が必要になりました。 意識としては何も問題を感じていなくても 身体は変化に対して防御策を取ったり敏感になったり反応するものなのだと 改めて認識しました。 2年を過ぎてようやく慣れて(馴染んで)きたのを感じるようになりました。 2年を過ぎるまでは沖縄のどこへ行くのも学習をかねている感じがして 心からは遊べなかった、と振り返ると感じます。 沖縄はとても美しいところですが それでも「みんな避難して来ればいいのに」と簡単には思えませんでした。 やはりそれは、一人一人の覚悟があってこそ、だと思うのです。 自主的に避難する、すなわち新たに生きる場所を選ぶには それなりの決断が必要ですし 何を捨ててなにを採るのか、という選択が強いられます。 生き方への問い直しが必要になります。 今回日本に起こったことは、長期的な対処が必要とされるでしょう。 とても大きな変化です。 しかも誰もが望んでいないような変化が、その始まりでした。 ただとりあえず逃げるだけ、という反射では対処しきれないことを 国民のみなさん全体が感じているのかもしれません。 震災当初は「揺れ」の中にいたのでぶれないことに必死でしたが そろそろ平常心に戻られた方から 次への展望「生き方への問い直し」を試みられてはいかがでしょうか。 この大きな揺さぶりという変化から 新たな選択肢が見えてきているのも事実です。 人生を問い直すことから、内なる指針を見つけだし さらに内奥に在る自己が望む生き方を歩みだすこともきっとできるはずです。 今私たちに必要なものの中でとても大きなひとつは 勇気だと思っています。 いきなり巨大な勇気を出すことはできませんが 今までよりもちょっとだけ、ほんのちょっとだけ余分な勇気を みんなで出せたらいいですね。


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