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引き寄せの真実

沖縄は沖縄の冬並みの寒さが来ています。今日は日中16度で暖房を入れました。エアコンが聞いた事のないほどの回転音を出して働いていました。これまで沖縄で一番寒くても12度。今年は一瞬11度もあったかな。なんだか異常気象です。おばあの経験値予報はおもしろくて、この時期この気温だと夏はこうだはずよ~と教えてくれます。旧暦をからだで覚えているおばあの天気予報はよく当たります。もっとも春の台風などは福一の放射能の影響だという意見も聞きます。影響がないはずはないだろうな、と思います。

この春沖縄では野菜が大豊作だったようで、買う暇がないほどたくさんいただきました。「おうちで食べるのだから無農薬よ~」がとても嬉しい。農薬についてはアンチエイジングの鬼こと勝田小百合ちゃんが何年も前から訴えてきたことがようやく明るみに出てきました。以前にも書きましたが、「アメリカーから農薬が入ってきてから害虫が増えたさー。昔はいなかったよ」というおばあの話を聞いて、衝撃を受けました。この言葉の意味をぜひ考えてみてください。

もちろん自分と家族や周囲の人の健康は大事。ですが、私たちは健康のために生きているのではありません。生きるための健康です。生きるというのは、意識のことです。

今日はいい動画を見つけましたのでアップしておきます。 本質だと思います。 ただ大いなる意識は流れ込んでくるのではなく、すべてとして在るものだという風に私は捉えています。 http://youtu.be/lJroXtzZBmU (エイブラハムさんのことはよく存じ上げないので、この方をお勧めしているわけではありません。念のため。)

ところで引き寄せを理解するのはとても難しいことです。 外側が内面の投影であるということを意識していくと、あれもこれも「私のせいなのね」という風に思ってしまう方が多いように思います。 自己意識の浄化への取り組みなしに法則に当てはめて利用しようとするとこのようになります。 自己意識、つまりエゴを解体することで私たちはこの二元性(対極)の存在する世界をレッテルによって判断することなしに体験できるようになっていきます。つまりそれまではすべては良し悪しの世界です。すべては比較対照の対象です。より(都合の)良いものを私たちは好みます。

例えば私は子供のころクレヨンを好きな色の順番に並べていました。そしてしばらくたつと並べ替えをしました。少し経ってみると心の中でつけていた順番が変わっていることを発見したからです。順番はいつも変わりました。でもその価値観を私たちは自分のアイデンティティや性質だと解釈して生きています。自分の評価するものが自分だという感覚です。それで多くの人が「自分の好きな色がわからない」と言って悩んでいます。つまり自分がわからない、という意味なのです。それは自分というものをそのように定義すればそうです。

ここでの色の好き嫌いは、思い込みや反射です。子供のころは、黄土色やこげ茶色の良さはあまりわかりません。味覚でも苦味や複雑な味は好みません。最もこれは毒性を避けるための本能だとも言われています。子供はまず地に着地し肉体を存続することを一義としますので本能の力も旺盛です。ですから毒性を含みそうな味のものを嫌うのです。いづれにしてもこのレベルでの色の好き嫌いを魂の希求だと見るのは間違っています。これはエゴのレベルの記憶による反射でしかないからです。

私は物心ついたときからものの好き嫌いがとてもはっきりとしていました。そしてつきたい職業などもとてもはっきりと意識していました。早くからやりたいことをみつけて、できることを行っていました。結果的に言えば早くから多くの挫折も体験しました。あらゆる可能性を折られてきたように思います。でもそれは人間を体験し知る上でありがたいことでした。

私たちがみつけたいのは魂の希求を実現する方法です。自分のエゴの欲求の声と魂の希求の流れを識別するのはとても難しいことです。時にはまったく何もかも見えないまま、前進するときもあります。それはほとんど停滞にも後退にも絶望にも見えます。でもそれは、なにを基準にしているか、によります。社会的な評価、世間での評判、また自分の美学、自己評価のものさし…しかし自分の価値観だと認識しているもののほとんどはまずは親や身近な環境の影響を無意識的に受け入れたものです。いくら思考のレベルでこれを再評価したつもりでも、思考は比較対照によってしかものごとを整頓できませんから元の基準を否定するか拒否するかわずかながらにずらすか、そんな程度のことしかできません。つまり世界観を実感から変化させるにはこのやり方では不可能なのです。

実際の基準はそこにはありません。そこにない基準に照らすと、停滞も後退も存在しません。ただ私たちが本質の流れを認識できていないだけです。お日さまが雲に隠れるととたんにお日さまを見失うのと同じことです。でもお日さまはお日さまの軌道をきちんと前進しています。魂の動きもそうです。

私は自己意識の浄化が充分でなかったときにはよくよくバランスを崩し、しょっちゅうお日さまを見失いました。というよりほとんどどこで何をしているのかわかっていませんでした。そんな時どうすればいいでしょうか。

みなさんはいっときも早くお日さまの位置と軌道を確認したいと思うかもしれません。でも、心に記憶の残像がいっぱい詰まった状態では、それを見ることは雲に覆われながら目を必死に凝らすこと似ています。疲れるし怖いし緊張するし、疑心暗鬼になってろくなことを考えません。その時に浮かぶ考えはほとんど取り越し苦労で誤った思考、誤解だらけなのです。

こんなときに私を支えたのは全体の仕組みを知ることで、実際に自分には見えなくても、神の目線で目測を立てることでした。つまりそれは、霊的な理想を持つということです。それから、その仕組みが働く力、つまり原理を信頼する努力をすることです。これは具体的には心の態度と祈りがそうです。そして、そうしつつ、できることとしては内面の浄化に励むことです。これはヒーリングや瞑想(ヒプノ)、内観によります。そうしているうちに、目測が事実とだぶって、それが真実だったという現実に出会って生きます。これが本当の意味で人を満たす引き寄せです。

いつしか一生懸命に目測をたてる必要がなくなり、信頼という平安の中で、今を本当の意味で楽しめるようになります。つまりすべてが引き寄せであり全てが導きであると実感できる状態です。

内面の旅は私たちを即座に幸せへと向かわせてくれます。ですがそれにはダイナミックな変容のプロセスが伴います。人生をかけるに値する旅です。ですから私は、幸せという目的のためには地球の裏側に行ってインディアンに会うのではなくて、今ここで、ここにある入り口(こころ)を掘ることをお勧めします。幸せ、天国、平安、平和、愛という人間の魂の希求する聖地への道はここに準備されているということに気づき、気づいた人からはりきって掘ってもらいたいと願っています。


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