『風の谷のナウシカ』みなさんご存知ですよね。
傷ついてボロボロの虫の子どもが風の谷に迷い込んできて谷が大騒ぎになっているとき(虫はすべてを腐敗させてしまう菌が生きる森で生きているからその菌を持ち込んでしまう)、ナウシカはその虫に
「だいじょうぶ、飛べるわ」と声をかけ、虫笛を鳴らし、メーヴェ(一人乗りの翼)で一緒に飛んで森まで誘導してあげるんです。
何度も繰り返し見ていますが、そこで自分の身体感覚としてあまりにボロボロの虫に声をかけようとするなら「かわいそうに、どうしてあげようもない」という気持ちが出てきそうになるんです。
でもナウシカには迷いがありません。 その子(虫)は飛んで森に帰るしか、幸せになる道がないからです。 その幸せが、風の谷にもそこに住む人間たちにも虫の世界の生き物にとっても、平和だからです。
私はナウシカのそういう意志に心を打たれます。がーーーーーん、というくらい。
そして、私はそういう人でありたいと心底から望んでいるんだな、と、とても思います。
自分の潜在意識(肉体感覚)は無理だと感じても、私の魂(ハイヤーセルフ)は、飛べるよ、それが幸せだよ、と私に告げるのです。 (ナウシカは多分、身体感覚で「だいじょうぶ」と感じているのだと思いますが…)
高次元て、具体的に言うと例えば、そういうことなんです。 そして、その意志に自分が従おうと決断するとき、神はその意志にちからを与えます。
大事なのは、自分の内側にある本当の意志に気づき、それを選ぶということです。