誰かを、なにかを、愛したいけれど まだ愛するべきものに出会っていない人は 家族を愛してみるといい。
家族を愛することが難しい人は 友人を。
あたりを見回しても誰も見当たらない人は どこかにいる誰かの役に立ちそうなことを してみるといい。
自分のことにばかり一生懸命なとき そんな風に誰かのことを思いやってみると 心にスペースが生まれる。
スペースには必ず内なる神の光が流れ込む。
その光は必ず愛をあなたにもたらす。
自己実現や自分を磨く、自分を高めることは すべて地上にある存在への奉仕につながる。
けれど、そのこと、「目的」を忘れて ただ自分のためだけに行えば その宝も多すぎる肥やしとなり あなたの内側の水を濁らせるだろう。
自分以外の誰かの役に立つこと以上に 自分を幸せにするものは この世になかなかみつからない。
誰かを照らすための光になりなさい。 そのために自己の内側を磨き 曇りを掃い 喜びを招き入れるためのスペースをつくりなさい。
すると自然に あなたが愛を注ぐべき対象が あなたの心の鏡に映し出されるだろう。