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手作り、実験

手作り、というものは元々全然好きではありません。機能的でスマートな既成品が割りと好きです。お料理もそこそこ、好みの味と栄養への興味があるので工夫はしますが凝りはしません。でも年々なんだか手作りに手を出すようになってきています。

スキンケアものは今では手作り。いろいろな方がなんだか情報やお手本を持ってきてくださるので、目の前で見ると勇気が出てやってみたりするうちに独自の方法に熟していきます。今はマカダミアナッツのオイルにビタミンC誘導体とシルクパウダーを限界まで加えてクリームくらいの硬さに練ったものを洗顔後に塗るだけ、になっています。オイルにマンゴーバターやアルガンオイルを混ぜることもあります。トマトシードオイルもラズベリーシードオイルもすばらしいのですが、安いのに肌に合ってる、というのがマカダミアナッツです。これ単品でも翌朝いい肌になっています。そしてコスパがいいです。これで肌のダメージの回復力はすばらしい。日焼けもしますが(沖縄ですから)回復を実感します。こんなやり方、アン鬼に怒られるだろーなー。

他にもリップクリームは一番簡単で結構続いています。乳液も作ります。クリームだとべたつくのが嫌いなだんなさん用にさっぱりのものを。それからクレンジングオイル。乳化剤を使うので本当はご法度ですが、普通のファンデーションを使っているので負担の少ないクレンジングを検証した結果がこれです。食用のオリーブオイルにポリソルベートを少量入れると洗い流せるクレンジングができます。これにローズマリーなどのアロマを垂らします。これらは満足な出来。あとは日焼け止めクリーム、ファンデーション、フェイスパウダー、ミネラルファンデも。これらは改良の余地あり。日焼け止めは春のお散歩くらいには適用できます。これも、酸化亜鉛とシルクパウダーをオイルに限界まで混ぜたもの。これだと赤くなっちゃうB波というのは防げないようなので、本格的な紫外線の季節には無理かと思います。あと汗でも流れちゃいそうですしね。でもこれを塗ってパウダーで押さえればそこそこいけるかもしれません。

少し前には塩麹を作ったらとても美味しくて定番化しています。ビンで売っているの高くないですか?漬け込みだれに使うと数回でなくなりますしちょっとしょっぱいので、麹を買ってきて仕込みました。ちょっとしょっぱい甘酒、くらいの塩加減にしていますがとっても美味しいです。たまーに食べるお肉を漬け込んで焼いたり、お魚の切り身など漬けると上品な西京焼きのようになります。

結婚当初に買ったMK精工のホームベーカリーは確か一万円を切る価格でしたが今も健在。とても優秀でずっと活躍しています。2~3日に一度は焼きます。部品の一部を買い換えましたが会社に直接電話で問い合わせると親切丁寧に教えてくれました。かまごと代えたほうがいいかと思っていたら「いいえ、はねだけで大丈夫ですよ」と言って、封筒に入れて郵便ですぐに送ってくれました。送料込みで300円くらいだったと思います。すごい。しかも私は通常薄力粉メインでパンを作ります。これに強力粉の全粒粉とオートミールを2~3割混ぜるのが最近風。ずっといける味です。

手作りではないですが、何度か紹介していますように、うちじゅうの掃除洗濯一切はえみなという粉末石鹸でしています。食器洗いだけは今はねば塾の固形石鹸。一番安い白いほうです。えみなをスプレーボトルに耳かき3杯くらい、水、アロマオイル適当、で、拭き掃除が気に入っています。オーラがいいです。えみなは建築家が発明した抗酸化溶液が入ったものだそう。自分で成分を調べたわけではないので半信半疑ではありますが、東京でこの洗濯排水を草花と野菜にあげていたところほとんどろくな肥料と手入れなしに見事に育ってくれ、排水溝にマリーゴールドが咲きみだれるのを見てなんだか納得したのでした。はみがき、入浴剤としても使っています。いけます。

いつもお土産をいただくお客様にお返しが何もないのである日えみなをお分けしたところ気に入ってくださって、ご自宅のお野菜にやはり洗濯排水をせっせとあげたら無農薬野菜が特大に育っているそうです。先日そのお話で盛り上がり、これもいいよ、と教えていただいたのがとぎ汁乳酸菌。私はアン鬼(アンチエイジングの鬼です)とお友達ですし酵素の鶴見先生ともお付き合いをさせていただいているので発酵にはとても興味があるのだけど腐敗と発酵の見分け方に自信がなくて恐る恐るキャベツなど発酵させてはびびって捨てたりしていました。で、お米のとぎ汁で乳酸菌を作るなんてこわーい、大丈夫なんだろうか~と思い切りびびりつつも、実験大好きな性分が顔を出しやり始めました。

用心深い性分ですので、ネットで情報収集しまくったところ驚いたことにあるある。これまでまったくヒットしなかったのがうそのように、放射能関連の領域で過熱しているのです。なんでもお米のとぎ汁で作る乳酸菌は、放射能に負けない免疫力を強化するという目的で注目されており、とびきりいきのいい元祖提唱者とものすごい反発勢力との間であたかも菌のせめぎあいのように情報が共生し続けていたのでした。

私にとってこの乳酸菌の魅力はなんといっても豆乳でヨーグルトがおうちで作れるという夢のような事実です。鶴見先生、アン鬼の提唱で牛乳の人体にとっての有害性を知っていましたので元々乳製品が大好物だったのですが、牛乳やヨーグルトは控え、豆乳を常食していました。それで何度か豆乳でヨーグルトを作れないものか実験したことがあるのですが、市販のヨーグルトでは完全に失敗、ケフィアでも失敗したのであきらめていたのです。

乳酸菌には大きく分けて動物性と植物性があり植物性は動物性よりもうんと強いとあります。植物の中には殺菌作用のある物質が多くそれに勝つべく強くなっているのだそう。で、豆乳にはこの植物性乳酸菌の発酵を促進する物質が満載なのだそうです。子供のころから学研のかがくと学習のかがく大好きの私にとってこんな楽しい遊びはありません。チャレンジすること数日、2回目の仕込みで見事に豆乳ヨーグルトは完成しました。

米のとぎ汁の豆乳ヨーグルト

上質なお豆腐のような見た目ですが、お味はヨーグルトです。乳くさくなくちょっと大豆くさい感じ。あっさりでおいしいです。これ、たのし~です。しかし、これを放射能対策として真剣になさっている人がとても多いようで、それに対する潰し勢力との戦いは、読んで疲れます。どちらの意見もごもっともな感じがしますが一つ感じたのは、反対意見をかなり過激に自信を持って言っている人の多くは恐らく実際に作ってはいないようだ、ということです。「こうに決まっています」「考えたらわからないんですか?」というような言い回しがとても多い。いやいや、考えたってわからないし考えたらどちらの可能性もありうるのです。だからもし確かめたかったら、検証しなくてはならないのです。

私はただあったらいいな、があったのでうれしくて作っているのですが、でもとても用心深くこわがりなところもあるので、顕微鏡ほしいな~とか、実際に目で確かめたいと思ったりもします。味だけで確認というのでは確かに確証が持てません。でも食べてみています。美味しいし、おそらく多くの方が実践さなっているものなのでいい面、魅力があるのだし、致命的な事故はまだないようですしね。

ところでこんなバトルを見ているうちに、そういえば私のやっている前世療法とか退行催眠、レイキなんかも、こんな風に言われておかしくない領域なんだよな、と改めて思いました。十数年前にこの仕事を雇われて始めたとき、そのことを知った高校時代の友人が「絶対にやめなさい!」とわざわざ連絡をくれたりしました。私は特に前世を信じてやまないとかスピ大好き(スピなんて言葉は当時なかったです)みたいな部分は微塵もなく、どちらかというと大真面目に、存在をかけた学問のように捉えていて、確証はないまでも理論と実績に納得がいってしかも私の持っている限られた素質が役立つだろうと思え、また身近に迫る問題解決の糸口がこれしか見当たらず手にした導きの糸だったがゆえに、非常に怒りました。

あなたは何の確証があって私に命令するのですか、もしそうするなら少なくても私と同等かそれ以上にこのことについて調べて、なおかつ私がどのようにこのことと向き合いどのような姿勢で臨んでいるのか知ったうえですべきですよね、そうでないのにただ未開の分野だから、世間体が悪いから、という理由で完全否定するのは、私への信頼はまるでないと言っているようなものです、そういう人の意見をどうして私が受け入れるのでしょうか、という具合に。

もちろんその子はなんのみかえりもなく純粋に私を心配して言ってくれたのです。でも納得いきませんでした。すぐに撤回して謝罪までしてくれましたが。

あるものごとを否定するのはとても難しいのです。あることよりないことを証明するのが難しいのと同じです。

敬意と熟考なしに否定するのはただのうっぷんばらしであることが多いと見えるのは、望むではなく少数派の道を歩んできた私の実感でもあります。放射能の悪影響について語る人よりも、それを躍起になって否定している人のほうが話しの内容や論法はほとんどヒステリックです。そしてヒステリックに相手をヒステリックだと罵倒しています。このことはよく見ていると簡単にわかります。

今日も「私は前世を完全に信じているわけではないんです」とセッション中に申し上げました。前世かどうかは置いておいて、こういった意識の仕組みと、個の意向や企てによっては図り知ることのできない、太刀打ちできない大いなる意志というものがあることは確信しています。もはやそれによってしかこういった日々の奇跡はありえないとわかっています。私はこの仕事、神とのふれあいができることに感謝しかありません。必要とし、来てくださる方がいることがなによりの神からのこたえであり、私にとってはみなさんが神の使者です。

話がそれましたが、手作りというか、私は実験が好きなのだと書いているうちにわかりました。人生は神の実験劇場だとパラマハンサ・ヨガナンダジはおっしゃいました。しかしそれはただ野放図に行われるのではなく、崇高な秩序に基づいてなされるというのががすばらしいところです。


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