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幸せの構図

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今日は沖縄でも一年に何度かの最高のお日和。(だと勝手に認定)

お昼に少し2人とも時間が取れたので夫とおかあさん(犬)とでベランダでランチ。

 

目の前に広がる沖縄ブルーの海と白い船

日に輝く艶の良い緑。

 

ベランダの白いテーブルとイス。

喜んではしゃぐおかあさん。

 

地元産のパセリとクレソンと、

おばあが畑から抜いてそのまま夫に手渡してくれるレタスを刻んだサラダと

 

最近みつけたパン屋さんのおいしいフランスパンと、添加物少な目のソーセージのソテー。

 

小麦粉をバターで炒めてホワイトソースのルーを作り、

牛乳とコーンをミキサーでできるだけ滑らかにしてのばした普通のポタージュ。

 

食後には夫が淹れ方を勉強してますますおいしくなったハンドドリップのコーヒーに

百名にある仲良し三姉妹さんが農園しながら営む、大好きなカフェビーンズからテイクアウトしてきた

食べるお花の乗ったチーズケーキ。(プチ贅沢)

 

そこへ軽トラで通りがかったご近所のTさん、プップとクラクションで合図。

「ちょっと取りに来て」。

 

お孫さんのために愛情たっぷりで育てられた巨大な完熟カニステルをいただいた。(大好物)

時にはトマト、モズク、モロヘイヤ、ピタンガなどなどをこんなふうにくださる。

いずれも採れたて。

 

のんびりと静かで穏やかでほのぼのして、絵に描いたようなきらきらな構図。

確かに。

 

でも私の心の中、夫の心の中が本当はどんな状態で

頭の中がなにに占められているのかは

それだけでは誰にもわからない。

 

幸せかどうかというのはその、外見からはわからない状態のほうにある。

 

セッションでよく伺う言葉に

「周りの人は普通にできているのに」というのがある。

自分だけが、こんな状態。

 

傷ついて、荒れすさんで、孤独で、みじめで、お先真っ暗で、疲れて、ボロボロで・・・

でも仕事場で半狂乱にでもならない限り、そんなことは周囲には見えない。

せいぜい、怒りっぽい人だな、とか、疲れてるのかな、とか

そんな印象を与えるくらい。

 

しかし苦しんでいる人ほど、周囲にはそれを悟られないように

精一杯気遣い、明るく気丈にふるまうものだ。

 

隣の芝生は青い、というのは本当だとつくづく思う。

 

もし今夫との関係にかげりがあれば

こんなランチも苦痛で時に拷問かもしれない。

 

そうなれば小麦粉をバターで炒めて、なんてやっていられない自信がある。

そういう意味では、小さな幸せの構図は実はほんものの幸せの表れと言えなくもない。

 

でもそれは、構図から見えるイメージとは往々にしてかけ離れたものだろう。

そのイメージは見る人が作るものだから。

 

一緒に仲良く、人生のあれこれについて話せるのは幸せなことだと思う。

そのあれこれが悲しみや苦難についてであったとしても。

大事なのはその時間を大切に優先しようという歩み寄りが今ここで2人の間にあるということだ。

そういう地道な愛が幸せの土台になっているのだと実感している。


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