心のセラピストAZUです。AZU WORLDへご訪問ありがとうございます。
今週日曜日の定期瞑想会もすばらしいお時間をありがとうございました。毎回気づきとたくさんの探求の題材をいただき、本当に感謝でいっぱいです。
ますます皆さんとともに深い瞑想の体験と、気づきと平安を内側にみつけていきたいと思います。
スピリチュアルという言葉の概念は世の中の流れとともに変わりました。自分が使っているこの言葉と、世間で遣われている意味に相当なずれがあるのを感じています。でもそれ以外の言葉を勝手に作るわけにもいかないので、自分の理解している意図を誠実にこれからもつづっていきたいと思います。
スピリチュアルに興味のある方は見えないエネルギーに敏感な方が多いと思います。先日の瞑想会でもそれが明らかになるひとこまがありました。
例えば感情とか感覚、天候や大地の磁気などを感じ取ってなにかしら影響を受ける人も多いと思います。
一元論では、そういったこの世の移り変わるものを幻想と呼びます。そして永遠不変のものを真実と言います。
そしてスピリチュアルに目覚めることは、そういった幻想から目覚め、真実を見て生きるようになることです。
つまり高次元の存在や導きは、幻想の延長上ではなく、そこから離れたときにみつかるものです。
私がこの世で寂しく思うのは、スピリチュアルに興味がある人ほど、幻想に反応することを求めているように見えることです。それは、敏感がゆえのことだと思います。
しかしその敏感さを幻想のあれこれに向けている限り、私たちは決して幸せになりません。自己肯定もできません。満足もしません。それが、私の人生で得たシンプルな真理です。
幻想から目を離し、確固としてある実在のほうに目を向けること。本当に必要なのはそのことだけです。
かつてのヒプノセラピストの仲間の著書に「幻想斬り」というタイトルの本があります。
多くのセッションをしているうちに、彼もきっと見つけたのだと思います。
私たちのからだやからだを取り巻くあれこれから離れたとき、私たちが本来それであった、愛、光、高次元、魂、神に「戻ること」ができるのです。
過去の体験から刷り込まれた記憶の残像から作られたフィルターを外していくことが、あらゆる療法の本当の目的です。
なんとか療法のなんとかが問題なのではないのです。その方法が「真の理」にかなっていれば、それは本物のゴールへの道しるべになってくれます。