私にとってパートナーとは、この世の生きる場のようなものです。主人と知り合った頃はまだ、この世に着地できていなくて(35歳すぎていましたが)この先、地球のどこかに自分の居場所があるのだろうか、という気持ちでいました。
実際に夫と高円寺の商店街を歩きながらそう口に出したことがあります。その時夫が「なに言ってるの、怒るよ。俺がいるじゃない」と言いました。夫は忘れているみたいですが、私はしつこく覚えています。多分それが一番求めていた言葉だったからだと思います。
仕事、お金、持ち物のバランスがとれていれば居場所があると思われるかもしれません。でもそうでしょうか?
私にとって自分の居場所とは、「私の愛が機能すると実感できる場」です。
発したものがどう流れどう届いてそしてどのように還ってくるのかを体験できる場のことです。
愛が創造する様を、その創造そのものを体験するために私たちはこの世に来ています。
私にとってその必要最小単位がパートナーです。
それだけが確固として確認できたなら、それ以外の範囲のこともがんばることができます。それ以外の努力目標に立ち向かうことができます。
だから私は夫と出会う前に神さまにそのようにリクエストしました。
愛の核なしに愛を広げることは、自分には不可能に感じたのです。
私たちの真の居場所は神です。神の心の中に私たちは安住しています。
でもひとたびこの二元性の世界に舞い降りたら、私たちは愛という磁力によって助けを求め、助け合うことでしか、それを実現することはできません。
愛という言語を介在して、愛という知性、愛という安らぎを通して、私たちは本当の平和を今この瞬間に創ることができます。
この世のあらゆる対立の中に真の和解を見出せたら、世界にそれを広げることが可能です。
パートナーという鏡を通して、私は自分の心をみつけ、神をみつけ、そして世界の平和を夢見ます。
出会ってくださるすべての人にそれを投影しています。
■毎週金曜日13時から、心の勉強会(本日開催です)
■2月23日㈰10時から12時は、定期瞑想会は残席2つです。
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感謝とともに
AZU拝