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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

戦いの終わりの日に。2000キロの旅、その2

さて、前回は6月9日(なんとすでに2か月が経過)までの、怒涛の大移動をお送りしました。移動の機会のたびに思うのですが、この世はなんでもスピーディになったように見えて本当の移動、つまりエネルギーの様々な次元でのすべてが移動完了するには結局のところ徒歩か、最速馬で移動するくらいの時間がかかるのでは、と。

 

9日に庄内川の河川敷をお散歩し、高速道路に乗り、途中駒ヶ岳のパーキングでドッグランをみつけ、おかあさんのご機嫌をうかがいながら連れていくと、おかあさんは嬉しそうに空中の匂いを嗅いでから笑顔でゆっくりと探索し始めました。

 

沖縄とは植物も土の匂いもあまりに違うので、おかあさんがなにもかもにびっくりするのではと思っていたのですが、私たちが懐かしく心地よく感じる青葉の匂いを、おかあさんもどうやら気に入ってくれたようです。

駒ヶ岳インターのドッグラン

これがOKならきっと大丈夫という感触を得て勇気をもらい、とうとう岡谷市神明町の住処に到着です。

 

大幅な改修工事を要する新居の、リビング部分だけはとクリーニングを済ませてくれた業者のみなさんが私たちを迎えてくれました。

工事中につき、仮設トイレが

おかあさんの後ろ足、上がってます

さて、最も厳しい局面をなんとか切り抜けて、最初に出てきた言葉は「もう死ぬかと思った」でした。(冗談抜きです)

何度か夫婦でしみじみと語ったのは「寿命縮まったね」なんです。

結局のところ、それ以上のなにか、でないと人はそうそう動かないのかもしれません。

 

ここからさらにまる3日は引越しの荷物が届かないので、寝袋合宿が始まります。

私たちの性分から行くと、少しでも早く片付けたい!きれいにしたい!整えたい!なんです。これまでの転居でも、何度となくあり得ないスピードでやってきたのですが、今回は時間をかけてゆっくり準備を、という目標を立てていました。

しかし流れは自分たちで決めるものではないということを思い知ります。そう、改修工事はまだ始まったばかりなのです。

引越しの荷物が来ても、所定の場所に割り振ってもらったり設置してもらったりがほぼできません。あとからこれをまた運ぶのかと思うとくらっとします。掃除どころか、連日工事現場の騒音と埃の中で、完全に家を空けるわけにも行かず、かといって休むことも寝ていることもできず。

見知らぬ土地でまず救われたのは、おかあさんの散歩する場所がちゃんとあったことです。

 

おうちにいてもできることがあまりに限られていたので、息抜きにちょこちょこと近所を探索しました。

このちょこっとのお出かけが、ちょこっと行けるレベルじゃないところが、何と言ってもすごかった。

車で5分行くととんでもない絶景が待っていました。

美しい場所場所についてはまたおいおい書きます。

 

今日8月15日現在、工事はあと少し残して小休止ですが、自分たちですべきリストは結構あります。

ですので店舗のオープンまでいましばらく時間を要します。

 

私の方はしあわせなことに、オンラインの講座、セッションはご依頼いただき行うことができています。

私自身にとってもこれは神の計らいとしか言いようがありません。

作業というのは捗れば達成感があります。けれど肉体がこなせる量は限度があり、ボクサーがこぶしを休ませ回復させなければならないように、ただ機械的に働かせることはできません。

そして普段と違う対処を求められるような場面においては、やって来ることに反応することが格段に増えます。

私たちの意識はいとも簡単に外へ向いてしまいます。

 

私にとって、依頼者さんからの呼びかけは、神からの呼びかけと等しく感じます。

神が私の心を内なる神に向けることを求めてくださっている。

本当にそうとしか言いようがありません。

どんなにからだが疲弊していも、落ち着かない環境でも、懸案事項があっても、この呼びかけがあれば、そこから完全に自由になれます。

オンラインの講座を終えてはっと我に返った時、あれ?ここはどこだろう?どこにいるんだっけ?という感覚がよぎったことが何度かありました。

ああ、私はこんなにも、心の内側の世界でひとつのことを分かち合うことができるんだ、と、心の奥底からの喜びがありました。

 

沖縄を離れる時にいただいたみなさんからの言葉は私のたからものです。

ある方は

「アズさん、沖縄をアズさんのふるさとにしてください」

と言ってくれました。それは思いもよらない言葉でした。というのも、沖縄で13年半暮らしていて、沖縄というのは本当に特別な場所で、自分の場所という感覚が全くなかったからです。でも今になって、ああ本当にふるさとなんだと思うのです。

 

夫と車の中で沖縄の民謡をかけて、沖縄とは全く違うからっとした夏空の下で、限りなく沖縄を感じました。そうしたら二人とも泣いていました。

 

神がこれから私たちをどんなふうに使ってくださるのか。多分想像とは少しずつ、或いは大きく違っているのだろうと思います。でも、道すがら私たちに与えられた多くのものが、すべては絶対に必要な贈り物だったのだといずれわかるのだと、楽しみにしています。

 

もったいないくらい多くの方からいただいた祝福の言葉を胸に、自分へのご褒美と、これからの指針のために、ここにある方からのメッセージを記させてください。

 

「AZUさん、AZUさんのおかげさまで
幸せです。

 

長野県でもたくさんの方がAZUさんと出会って幸せになれますね。

沖縄のみなさんもこれからもずっと応援してると思います。

そして、北極星のように頼りにしていると思います。」 

 

永遠に感謝します。

AZU拝


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