ゴールデンウイークも終わり、信州は花盛りから新緑の季節になりました。
ぽかぽか陽気と暖房を行ったり来たりしながら、夏に向かっています。
沖縄では梅雨入りの声が。そうそう、あの空気感、あの香り、思い出します。
移住についての取材を2つ、主人とともにいただきました。
■広報おかや5月号https://www.city.okaya.lg.jp/material/files/group/4/23_05_02_07.pdf
■岡谷市ブランド推進室 移住者向けパンフレット
銀座NAGANOという長野のいいとこどり、みたいなビルにも展示されるそうです
ネット世界では(意識の世界でも、もちろん)瞬時にどこでもつながることができますが、時節のごあいさつという点でも沖縄と本土に温度差は大きかったと改めて思います。
逆に、格別に寒いと言われていたここ岡谷市では、そうは言っても本土のお天気の波と連動しているのを感じて、そうか、まったく別世界ということではなかったんだ、と認識を調整しつつ、まもなく一年を過ごすことになります。
ようやく、全部の季節に触れつつあります。おかげさまで、元気にしています。
肉体という点で、環境は私たちに多くを与え、また多くを制限します。
古来の信仰において、古来の神々に、人はなにを祈ってきたのだろうと考えた時、多くは自然環境についてだっただろうと想像できます。
日本の信仰は多神教で自然崇拝だから寛容だ、というような意見があります。
一神教と多神教を比較してどちらが正しいか、というような問いもあります。
すべてそのままでいい、というような考えもあります。
そのどこかに真実があるのでしょうか。
私はどこにもないと感じます。
設問自体がずれていると。
人間はどこまでも進化できます。神と同じところまで、行けます。
だとすれば、神をどう認識しているかが大事になってきます。
つまり、目的をどう設定しているのかということです。
意識がすべてを決めます。
だから、なにをどう意識するかですべてが決まります。
目的さえ定まっていれば、排水口に水が集まり落ちていくように、すべてはなるようになります。
そしてなにをどう意識するかを決めるにはまず、すでに無意識に決めている不要な、或いは誤った認識について知る必要があります。
排水口の手前に穴やくぼみがたくさんあれば、水はあちこちに流れ、留まってしまうからです。
潜在意識の探究は無意識の認識に役立ちますが、目的を明確にするために使う必要があります。
そうでないと、たくさんの穴をみつけ、たくさんのくぼみを楽しみ、もっと掘ることが目的になってしまうからです。
これはいわゆるスピリチュアル界隈でさかんに行われていることです。
潜在意識はそれ自体に意味がないという前提なしに踏み込めば、目的のない情報を延々と引き出すことになります。
潜在意識を「マイナスからプラスに書き変える」というやり方が癒さない理由は、そのマイナスやプラスという基準ごと、潜在意識の経験値によって作られている点にあります。
現状をマイナスと捉えている人が、マイナスの原因はこれだと認識し、マイナスと捉えた地点から見てのプラスを求め、それを得る。
これは一時的に成功したように感じられたとしても、必ず同じことを繰り返します。
繰り返すうちに人は疲弊します。
不幸の連鎖に見える現象は、このからくりから来ています。
満たされることがなく、これでいいというゴールもありません。
こういった限定的で相対的な見方はすべて自我の知覚から来ています。
今ならきっぱり言えるのですが、身に起こるすべてはこの自我が作り出した世界からの脱却の機会です。
すべては学びだと知っている人でも、自我の作ったマイナスを自我なりのプラスに置き換える努力を続けている人が大勢います。
奇跡講座ではこのことを、「より良い自我に置き換えること」だとし、それには微塵も意味がないと言い切ります。
目的を「より良い自我」に置くことは、誰もが無意識に良かれと信じてやっていることですが、それは自我の中でぐるぐる回っているだけだということです。
自我からの脱却は、その価値観やものさしごと放棄することです。
自我に共通している認識は因果律です。
起こったことの原因を過去の行いに見出そうとします。
この世のすべてをこの因果律に当てはめて考えます。
引き寄せなんかも同じです。
当然神に対しても当てはめます。
神への恐れ、罪悪感は、そこから来ています。
神への恐れ、罪悪感は、自分への恐れ、罪悪感でもあります。
人は自分への恐れを他者に投影しているので、他者を恐れています。
多神教であれ一神教であれ、自然崇拝であれなんであれ、神を恐れ、神の前に罪を感じている間は、私たちは神を心から求めることを阻まれています。
神を愛することはできませんし自分を愛することもできません。
できると認識しているのなら、それは自我の正当防衛を愛と錯覚しているのです。
時々だけ神に入ってきてもらっているうちは、神を憎まないわけにいきません。
時々だけ介入してくる神は気まぐれで不完全で役立たずだからです。
でもそれらはすべて、自分が自我によって作った投影です。
自作自演の神を祀ってからその神を否定し、だったら自分の力でやれるだけやるさ、と、自我はがんばり続けます。
この一見無間地獄のような難関に見える壁をどうしたら超えられるのでしょうか。
答えはいたって簡単でした。
「まず神を求めよ」です。
ヨガナンダさんの言葉を借りれば「神からのご褒美ではなく神そのものを求める」ことです。
自分の人生のために神を使おうとするか、自分の人生を神に使われようとするか。
人生にはこの2択しかないように思います。
言い換えるなら自我の目的のために神を利用するか、神の目的を我がものとして生きるか、です。
自分が表面上望むことを本当に望んでいるかどうか。
もしただ望むものを求めるなら、そこへ運ばれることは約束されています。
そこに運ばれていないのであれば本当は望んでいないか、その望みに相反するものを付け加えているかどちらかです。
内面を探究することも内側を整えるということも、本当に見るべきはそこしかありません。
どんなに困難なことも苦しみも、すべての道はそこに通じています。
逆に今手にしている成果も、目的がなにかによって価値は変わってしまいます。
神の法測である真理によってしか人は癒されないということを私は学びました。
因果律という自我のシステムや潜在意識を人為的に癒そうとすることの限界を体験することによってです。
求めている方と少しでも分かち合うことが至上の喜びです。
5月17日㈬のオンライン瞑想会は残席5つございます。
個人セッションはすべてオンラインでも対応できます。
ご利用いただけたら幸いです。
◎5月の瞑想会スケジュール
◇期日 1日㈪&17日㈬ 午前11時開始です。
◇開催時間 90~120分(ご参加の人数によります)
◇オンラインツール zoom(事前にe-mailでリンクアドレスをお送りします。スマートフォン、パソコンなどでご利用になれます)
◇ご参加資格 ご興味のある方。経験者、未経験者どなたでも。対話にご参加いただける方。
◇定員 1名~10名さままで。
◇内容 誘導瞑想とシェアリング、質疑応答。進行と誘導瞑想はRUACH[ルーア]心のセラピストAZUが担当いたします。誘導瞑想歴23年です。お話やコミュニケーションに気が進まない方でも、ご無理なく楽にご参加いただけるよう配慮します。みなさんが分かち合える範囲で分かち合っていただければ、それが大きな実りに導かれると確信しています。
◇ご参加費 3000円(お手数ですが、お振込みをお願いいたします。リンクアドレスともにお振込み先をお知らせします)
◇お申込み e-mailまたはSNSのメッセージまたは、公式サイトからWhatsAppでお願いします。e-mail ruach(アットマーク)live.jp Instagram FB Twitter
◇お申込み締め切り 定刻の前日20時までです。お申込み、お問い合わせも、お待ちしています。
◎奇跡の講座
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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピー
心のセラピストAZU