みなさん、こんばんは。
こんこんと雪が降ります。先ほど雪かきを2時間近くやってきましたが、既に労作の痕跡は消されかけています。八ヶ岳がお化粧直しされているといいなあ。これまでは5月いっぱいくらいまでは雪景色が見られました。白ってこの物質世界では格別な色だなあといつも思います。
つい先日ですが【ヒプノセラピストのための講座】を1年にわたり受けてくださった受講者さんが晴れて卒業されました。既にモニターセッションを始められていてチェックをさせていただきましたが、心から良かったと思えるすばらしいセッションでした。
この仕事は人様の心の中まで立ち入らせていただくお仕事。クライアントさんのご家族との関係やその歴史、潜在意識までをご一緒させていただくお仕事です。
私はエネルギー的手術だと思っています。手術を無事に執り行うには当然ながら知識と理解とそして訓練が必要です。その訓練とは肉体を使う訓練ではなく意識と付き合う訓練です。自分の意識と実際に触れ合い、実際に取り組み、実際に変容を体験します。
それなしには理解すら進みません。
ですから講座のカリキュラムは内なる指針に従って進むしかありません。真の仕組みが受け入れられるに従って、浄化が起こります。浄化というのは真実でない認識が修正され、過去が取り消されることです。その体験がそのままクライアントさんまで延長されます。
それは、自分の力ではできないことです。私たちの仕事とは、真の癒し主が仕事をしやすいようあらゆる準備をして心を尽くし、そしてその邪魔をしないことです。
癒しというのは自分に対する誤解を解くことです。誤解を解き和解します。和解して一つになることを統合と言います。統合というとなにか特別なテクがありそうにも聞こえますが、統合するのは愛です。愛以外に私たちを本質的に前進させるものはありません。
結果として私たちは真の自己を思い出していきます。
なんて単純な公式でしょう。
この公式を自分に適用することは、幸せへの道そのものです。
でも本気でやってみるとたくさんの壁、罠に出会っていきます。
そしてこの課題は誰かと一緒に取り組まないと進めないカリキュラムになっています。
最初の一歩を、訓練の進んだセラピストと一緒に踏み出していただけたら。それはこの世界のどんな夢よりどんな冒険よりどんな成功の物語よりもたぶん素敵なものです。
それは私たちの本質がみな同じひとりの神の子だから、です。愛というコミュニケーションだからです。
私たちはこの世の混沌の中に時に垣間見える愛を探し回っています。
でも本当は愛という大海に浮かぶ愛が私です。
この人生この時間を、真の自己を見つけるために注いでみませんか。
それは自分を救うことであり同時に全世界を救うことです。
なぜなら私たちは本当はみんなでひとりだから。
誰かを悲しみの中に置いておきながら自分や自分の側の人だけで幸せになることはできないのです。
(だってそれは体の一部分だけを健康にするようなものでしょう?
そんなの意味ないじゃないですか。)
ヒプノセラピーは古代からの医療です。昔の人は今よりも、意識の作用を重要と扱っていたかもしれませんね。
恐れはあらゆる問題の根にありますが、恐れを刺激でごまかすことはできても外側から治すことはできません。
恐れは心の内からしか取り去れません。
ヒプノセラピーは正しい目的のために使えば、驚くべき結果へと運ばれることが可能です。
世に理解され共有されると嬉しく思います。
私に与えていただいたものがみなさんにも延長されますように。
