みなさん、こんにちは。
いつの間にかカッコウが鳴かなくなり、ミンミンゼミが鳴き始めた信州諏訪・岡谷市からお届けします。
夫が奇跡講座の音読をアップしています。
今日はレッスン96でした。
私も毎朝聴きながら家事やら雑用をしています。
結構役に立ってくれてありがたいなあと今更ながら思います。
今日の概念は「自我と真理は和解不可能である」。
私たちは一なる神の子でありながら二極、つまり善と悪、愛と憎しみ、心と体の双方を自分だと認識している、とあります。
本当にそうなんです。
この世の葛藤は煮詰めていくと、この葛藤に集約されると思っています。
「統合が重要」という言葉に出会ったことがみなさんおありかと思います。
でもその統合をどう認識されているか覗いてみると、これら和解不可能なものを融合させなければと考えている人が多いことに気づかされます。
心と体はひとつにつながっている(かつて私もそう思った!)とか、スピリチュアルと現実をバランスするとか・・・言い方は違っても、すべては「幻想と真理」あるいは「自我と神」(どちらも同じ意味)を融合させるという考えが背後にあるのがわかります。
絶対に混ざりようがないものを一つにすることを統合、と勘違いしているのです。
混ざりようがないものを混ぜてうまくやれると自分の次元が上がる、かのような幻想の中で自分を罰しながら、そしてそれを感じないようにするように、がんばるのです。
言い換えれば「二極性のものを混ぜてひとつにするとワンネスになる」というような幻想です。
そうではないんです。
一元の中には相反するふたつは存在しえないのです。
二極があると見なした時点で、一元を否定しています。
一元であるなら、二極のうちのどちらかは、存在していないのです。
・・・となると、一元論における統合とはなんでしょうか。
それが、内なる神に還る道です。
ひとつしかないのにふたつがあり、二極間を自由に行き来して自分が創造するのだという夢を見ている自我を、ひとつというところに帰すことです。
そして真理を自分に適用し、幻想を取り消していく道です。
統合の意味はそれしかありえません。
統合不可能なものを統合することはできないからです。
私たちのあらゆる葛藤を、内なる断罪を、分離させ隠しておいた想念を、本当に取り消すことが統合です。
そこだけに和解があります。
そこだけに「ひとつ」が存在します。
全ての治癒、癒しはその原理に根差すものであるはずです。
ひとつにできないものは治癒とは言えません。
癒しは分離の壁を融解します。
だから治るのです。
真理に基づく癒しをご提供しています。
奇跡講座ワークブック編レッスン96の音読
〇次回のオンライン瞑想会は8月18日㈰午前10時からです。
ご参加をお待ちしています。
感謝とともに
AZU拝