みなさん、こんにちは。
今日は終戦記念日ですね。
平和を求める声が私たちを平和へと連れて行ってくれますように。
この願いは子供の頃からずっと心の中にありましたが、それがどこからどのようにしてもたらされるのか、大人になってからもなかなかわかりませんでした。
今わかるのは、歴史的に見ても意識という観点から見てもそうですが、それは私たちの心が根本的に変わらなければ決して来ないだろうということです。
平和というものが複雑で難しいからではなく、恐れがあまりに強固だからです。
戦争は手段としてありだ、と思っている人も、戦争は死ぬほど悪い、と思っている人も、共に恐れ、共に罪を見ています。
私たちが変わらないよう縛っているのはその構図です。
罪と恐れが、心を変えさせないのです。
私たちはつかの間の平穏の中の幸せに満足するよう努めます。
そしてその幸せが少しでも長続きするよう願います。
でも、心を変えるというのはそんなものではありません。
私たちは幸せに創造されています。
至福は私たちの義務であり権利です。
なぜなら私たちは愛だからです。
私たちは、愛の欠如に耐えられません。
その完全性を取り戻すのが、心を変えることです。
この世界で正しいとされていることは、犠牲を求めます。
犠牲の上に尊さがあると信じられています。
乗り越えた瞬間の満足はまた瞬時に消え去ります。
その満足を永続させようと私たちは奮闘します。
社会的にまずいとされていることも、価値ありとされていることも、構図は同じです。
ですからそれは同じ次元です。
攻撃的な人を見て「あんな嫌なところが私にもあるってことですよね？（信じられないけど）」という質問をよく受けます。
その攻撃に恐れを抱くなら、そうです。
その攻撃を罪と見るなら、そうです。
同じ次元にいて、役割がたまたま攻撃するか防衛するかの違いだけです。
この世の人道的な人、優しい人が、まさか攻撃に加担しているなんて思わないかもしれません。
でも、それを恐れるなら、罪と見るなら、自分も同じ土俵にいて戦っています。
心の中はと言えば「悪は実在する。敵の攻撃に応戦せよ」と命じ、戦争をしています。
そうです。
戦争しています。
もし立場が違えば、自分も攻撃するということです。
なにかまっとうに見える理由さえあれば。
心がその次元にいる限り、戦争はなくならないのでしょう。
あらゆるコミュニティに。
心を変えるというのは、自分が既にやっていることに気づくことから始まります。
既にやっているのに、無いことにしたいことに、気づく。
でも、気づくというのは断罪とは違います。
それは単に過ちだった、と認めることです。
過ちだから、訂正を受け入れるということです。
つまり、無いことにしたいことを、本当に無くするのです。
隠しておいたものを、本当に無くしてしまうのです。
単にこんなことでも、心は最初、時に猛烈に抵抗します。
というのも、この世では過ちを認めることは、負けを意味するからです。
でも、それこそが奇跡なのです。
もし一発逆転したいなら、それは簡単なことです。
しかも世間や周囲に負けを宣言する必要はひとつもなく、密かにできます。
そして奇跡を体験した人は、元の戦いに戻りたいとは思わなくなるでしょう。
私たちは殺し合ってこの世を生き抜いてきました。
手を下した人も、そうでない人も、同じ夢を見ています。
でも、そうではない選択ができます。
それは、やり始めてみたらすいすいできるようになります。
なぜなら、私たちは本来、そういう生命だからです。
そちらが自然なのです。
きっかけと、コツを、つかんでください。
終戦を願って
感謝とともに
AZU拝
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