人は自分の見たいものを見る。
全ての背後に神があるとわかっていても 神以外のなにかを見たい。
でも今日は、背後にある神のほうを見てみよう。 すると、自分の中にもそれがあるのがわかる。
自分はいい人間になりたいと頭で願いながら 自分の周りに神以外のものばかり見ていたら 頭と実際が分離して この世が苦になっていく。
目を閉じて 無常からいったん離れてみる。
全ての人の背後にあるのは神だという 真実だけを想うと
自分が裁く必要はなくなる。 そのことをノンジャッジメントという。 ノンジャッジメントはとても優しい。
無条件の愛は、神は在るということ。 探すものではなく、そもそもあったと気づくこと。
全ての背後にある神のことを忘れて ただ判断が悪いと思い込んでしまうと 選んだり決めたりすることを恐れるようになる。
でも本当は私たちは選ばなくてはならない。 決めて、生きなければならない。 それがいのちのおくりものだから。
得よう得ようとがんばるよりも 自分を良くしようとがんばるよりも 世界を良くしようとがんばるよりも
全ての背後にある神を見る心を養おう。 そうすると、世界にあふれた言葉や知恵の意味がわかってくる。
そうなって初めて、その言葉や知恵を使いこなせるようになる。
その心を養うのが瞑想と心得る。