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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

本当に手放すべきもの…

手放す、ということが私のワークショップに度々登場しています。 例えば、恨み、などは過去を手放さないことから来る現象。 純粋なエネルギーというよりは、過去に生きるという選択をしていることによって 怒りのエネルギーが膠着した状態のことと言える。 過去の出来事で自分が正しかったことを証明する必要があると信じることから 過去を手放さず、結果起こってくる。 例えば、恐れ、は未来に生きている瞬間に現れる。 これも純粋な感情というよりは、信頼の欠如から起こる現象。 望ましくない結果を無意識的に想定している時起こる。 そこで人間はいろいろ抵抗してみる。 だったらもう何も期待なんかしない。 期待そのものがエゴなんだ、 見返りを期待するところがエゴなんだ、 希望を持つから裏切られるんだ、 期待=エゴを手放しましょう、という考え。 でも、よくよく見てみると それは、怖れを怖れているにすぎない。 怖れを怖れての禁止。 恨みに縛られている時、その人は怒りに駆られているというよりは 他人や外界に主導権を奪われたと信じています。 自分は被害者だと感じているでしょう。 周囲はそれを見て、怒りは悪い、というイメージを持ちます。 怒りを怖れます。 どちらもありのままではなく価値判断という思い込みです。 怖れを感じている時、 私は怖れている。 未来を。 まだ起こっていないことを。 或いは確証のない他人に映った自分の姿を。 と言っているうちに、私は今に戻ってきます。 今に戻ると、今できることの選択肢が見えてきます。 その未来に対して今自分ができることが。 するとほとんどの場合、その怖れに対して今できることはありません。 あってもほんの些細な一つくらいです。 それ以外は妄想です。妄想は、顕在意識に想像(創造)させようとした時に起こります。 突き詰めていくと、手放すべきことは 過去と未来での思い込み。 価値判断。(過去の体験や記憶から来ている思い込み) 妄想。(潜在意識でするイメージや本質的な大いなる叡智からくる直観ではなく 本来、整頓や道理などを考えるべき意識や脳に創造させてしまうと起こる) ……言い換えてるだけで同じ意味みたいですね。 100%今にいる、状態にさっとなれれば、そこ(手放すべき状態)へは行けませんよね。 (さっとなれるには、瞑想、というのはやはり最強のツールです。) ということは……うん、やっぱり消し去るべきものなんてこの世にはない、ということと 繋がりましたね。 すべてのものはそこにあっていいのです。 過去も、未来も、思い込みも 怒りも恨みも怖れもがあるままで それをそこにおいておきながら 私たちは今に100%戻ってくれば もう、それらすべてはただの現象、断片にすぎません。 今に100%=中庸です。 手放すとは、否定でも、消し去ることでもなく それによりかからない、重心を置かない、 ちからを加えない。 そのままに、あるがままにしておくということなんですね。 言葉にしてしまえばまぁ何度となく先人たちがおっしゃっていたことですが。 めでたく私の中で気持ちよく つまり外なんてない状態に還ってきました。 今朝方ふと感じた怖れに感謝したいと思います。


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