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ここまでのまとめ

あまりに多くの事実が出てきているので、わたしなりに少しまとめます。 と言っても私の視点は終始「ひとりひとりが幸せ」ですので、その観点からになります。 まず今、おおざっぱに言いますと テレビで発表されてきた、政府、東電からの情報は 大事なこと(個人が身の処し方を決めるような重要な判断材料)は ほとんど嘘と隠蔽だったということです。 私はテレビを見ませんので 震災直後からニュースはネットで見るしかありませんでした。 それが今では「幸いだった」と断言できます。 Ustreamというインターネット放送が頼りでした。 そしてそこにはまず、報道協会とフリーランスのジャーナリストの対立があり 報道協会の在り方は概ね信用できないことがわかりました。 理由は根深いですが、表面的なことを言えば 彼らは政府のスポークスマンであり スポンサーが必要な立場であり 東電は非常に大きなスポンサーであったからです。 そしてフリーのジャーナリストは迫害されており テレビなどからも排除されていましたので 彼らの伝えようとすることをキャッチするには インターネットしかありませんでした。 また、原子力資料室というところが小さな会見を始めていて そこには元東芝の社員で原子力発電の格納容器の設計をしていた後藤政志さんが 非常にタイトにご自身の知りうることだけを淡々と語っていました。 それを見ているうちに、 これは、原子力発電というものはとんでもなく危ない代物であり 推進を国策として進めてきた人の意図は とんでもない動機と目的に基づくものなのだと思い当たるに至りました。 なぜなら、それは多くの国民にとって利益よりもリスクが圧倒的に大きく また得られるエネルギーに比べて出るごみは莫大で しかも最終的にその処理法もみつかってすらいない。 そのごみは人体に有害で、遺伝子が損傷を受けるという致命的な毒物であり このごみの管理は数万年先の子孫にまでまる投げするしかないという ばかげていて幼稚な計画に基づいていて 国と企業が結託してその利権にあやかり その背後には世界の核保有問題、つまり戦争ビジネスの駆け引きがからんでいて 表には出てこない各国と日本との関係や 世界規模の権力と金融が大きく結びついているのだ、 という辺りまで視野に入ってきました。 当初はUstreamでもNHKの放送をしていましたので 見比べてみるとまるで別の世界のことを言っているように見えました。 地震津波の被害はもちろん非常な衝撃でしたので 当初はそういったショックの渦の中におそらく日本全体があり 情報を受け取る側の混乱は余計にいろいろな真実を見えなくさせているようでした。 政府は当初、原発の事故は非常に小規模でであると宣言しました。 避難区域はとても狭く設定され、直ちに健康に危害を及ぼすものではないを繰り返し テレビには推進派の御用学者と言われる人だけが出てきて すでに崩壊している安全神話を繰り返し語り続けました。 ですが今では原発事故の被害レベルは最大の7と定められ 御用学者たちは嘘ついてましたと謝り とうとう当初から善意の専門家やフリーのジャーナリストの間で危ぶまれていた メルトダウンが認められました。 その間も、メルトダウンなどの可能性と危険を訴えていたジャーナリストや科学者は 流言飛語などと非難、迫害され続けました。 メルトダウンの確認に時間がかかったことは仕方ないかもしれませんが 卑劣だなと思うのは、 これらのことは専門家であれば、いろはのい、というレベルで予測できたことであり 国民の命と安全を優先してさえいたならまず避難が最優先だったことは明白なのです。 しかしこれらの迫害、情報操作、隠蔽以上に 日本国民に対する最大で最初の裏切りとなってしまったのは 最初の水素爆発の時点で相当量の放射能は流出していてしまっていたことです。 ですから爆発がこわいな、と思っている方は 少しポイントがずれていて もうすでにそれ相当のことは起きていると解釈しなくてはならないということです。 そのことを政府はひた隠しにしました。 データも出さない、安全だと繰り返す。 そしてタイミングをずらして後から小出しに事実を明かす。 大小取り混ぜてそういったことを繰り返すことで 国民の健全な反射と行動力は随分そがれてしまっていると思います。 それから皆さんの未来に直接かかわる大切なことで 現在まだ改められていない重要な問題は 特に子供の被曝許容量の大幅増です。 年間20ミリシーベルトというのは事故以前の20倍です。 放射線学の権威である小佐古元官房参与の辞任会見の映像 あれをご覧になってただ事ではないとお感じになった方は多いのではないでしょうか。 あれは多くを物語っていたと感じます。 こちらからYTubeで、見られます。冒頭1分です。 私が今回の原発事故を通して一番痛切に感じているのは 「いくらなんでも、テレビが、国家が、そんなにうそつくはずはない、 そこまでわたしにひどいことをするわけない」 という思い込みは微塵も通用しない、ということなんです。 原発の問題は、私たち一般市民のみならず 国家をもそれほどに追い詰めるだけの根拠がある 巨大なパンドラの箱だったということです。 巨大な利権と地球規模の権力の駆け引きがからんでいます。 以前にも言いましたが 私たちは知らないうちに、戦争にまで加担していると言わなくてはなりません。 これが国内のエネルギー政策の問題であれば 国家だってここまで国民を裏切らなくて済んだはずです。 何度も言いますが彼らはそこまでばかじゃないし、血の通った人間です。 こうまで卑劣な手を使わなくてはならないほど おかしなことはしなかったはずです。 ですから今回の菅首相の浜岡を止める決断は奇跡に見えました。 ですが現在の停止は暫定的であり、実際に地震が起こったなら耐え得る準備はないようです。 燃料棒を抜き、廃炉にしなくてはなりません。 私は今回原発の事故に非常に関心を持ち動かされ いったい自分はどこまでこのことを追いかけるのだろうと何度も自問しました。 私のつぶやきに不快な思いをされた方もいらっしゃるようで 予想はしていましたが実際に抗議されるとやはり胸は痛みました。 ですが、だからと言ってこのことだけは私も黙ることができません。 それがなぜなのか、ようやく最近わかってきました。 それは、私にとってこの人生の中で最も大切なテーマである 「個々の幸せ」と同時に 「愛と平和の世界を創ること」と直結しているからです。 このトンネルは、戦争と平和、という出口に直接繋がっています。 だから、こんなにも、掘りたかったし掘らずにはいられなかった。 それがようやくわかってきました。 いろいろなことが同時に起こっています。 時間は濃密に縮められ、私たちには多くの重要な選択肢が目の前に差し出されています。 私が望んでいるのは 今地上に来ている仲間たちとできる限り一緒に 差し出された選択肢を検証し、選び、トンネルを掘り 平和という出口を目指したいということ。 そしてできたらこのからだで そこに広がる世界を実感してみたい、ということなのだろうと思っています。 今日のところは以上です。


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