信州岡谷市では、午後から雪が降り始めたと思ったらあっという間に世界は真っ白です。風もあり吹雪いて見えます。
今期は雪かきもまだでしたが今度は必要になりそうです。
元旦の地震は、当初の感触より大幅に甚大な災害になってしまいました。
心を痛めている方もたくさんいらっしゃると思います。
思いやる気持ちを超えて、自分自身に何かが起こったような恐怖感、不安感、抑圧感をお感じの方の声も聞こえます。
共鳴、共振するちからは、誰かがどこかで上げている悲鳴を自分の声のように感じとることがあります。
愛から始まったはずの行いが、愛として届かないことが多々起こります。
なにをどう思うことが正しいのか、わからなくなることがあります。
それは私たちが愛について理解しなおす時であり、私たちが知っている正しさと本当の正しさについて見直してみるべき時なのだろうと思います。
もし本当にそんな機会にすることができたなら、私たちは無力ではありません。
本当の正しさと愛とはひとつであり、それこそがパワーだからです。
直接手をくだすことだけが役に立つことだと思っている人は、できない自分を無力と見なし、被災されているかたをも無力だと見なすでしょう。
でも、現場に立っている人は、それだけでとても強く、力ある人です。
似た立場にあっても、それぞれがそれぞれの強さ、それぞれの力を発揮し、それぞれの体験をされているというのがきっと本当だと思います。
私たちのうちにある助ける力はそういった人々への信頼によって届けられます。
外側の悲惨さに目を奪われそうになる時、まずはその肉体の目を閉じて、そして恐れの声を超えたところにある連帯を信頼し、愛に戻ってきましょう。
いかなる時も、愛に戻ることは私たちに救いを与えます。
その救いは可能だと、私たちの心の奥に伝えてきます。
道筋はわからなくても、何をどうすればいいかすぐにはわからなくても、それぞれのうちに与えられた導きが必ずあります。
すべての人が、その導きを受け取ることを自分に許せますように。
その一助として、私が私を受け入れることができますように。
感謝とともに
AZU拝
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