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奇跡だと気安く言うけれど

奇跡を受け入れるには人間やっぱり段階があります。 「神の使者」 では、受け入れ難い概念が目白押しですが中でも 「シンクロ二シティ(引き寄せの法則)でさえもエゴが作り出している」 というところは秀逸だろうと思う。 私はこの言葉でどちらかというとすっきり救われたほうですが。 私はこの法則を使って人生を展開してきた実践者ですが それは真理というものとは違い、ある物理法則にのっとった利用法です。 その効用は、エゴと無意識をつぶさに観察し、その解体に取り組むきっかけとなる、 ということだったのではないかと思います。 私のように自意識の強いタイプの人間は普段からエゴによって洞察しています。 生まれながらエゴの思考にはまっている間は 「正しくある」ことに心を奪われがちでその間はエゴにせっせと餌をやっていますが いったんエゴの性質に気づくことができれば 自分のそれと重ね合わせて一つ一つ薄皮をはぐようにそれに気づいていくことが わりと得意です。 だいたい一般的には不幸を背負う人がこのタイプで トラウマも多く、より多くのことに傷ついているように見えます。 逆に例えば私の主人のように人が良くて要領よく一見楽天的で 起こっていないことは考えない、というタイプの人はどうかというと 一見トラウマも少なく「今に在る」ことができているようにも見えますが 実はよくよく見ると「無意識」になりがちです。 そうすると、例えば「自分への小さなウソ」みたいなものを マインドに留めることなくあっさりと深い意識に刻んでしまったりします。 こういう人は知らず知らずに深いところで傷ついています。 空虚感、無価値感にさいなまれています。 どちらにしても、深みに足を踏み入れてそれを解体するまでは 無意識の罪悪感を抱え続けます。 神の使者では、宇宙は神が創造したものではなく「この世はない」と言っています。 すべては意識の投影による幻想だと。 ですから宇宙の物理法則はエゴの産物に属するということなのです。 この世の2極性に属するものはすべて、そうです。 神の使者でいう目指すところは、私たちが幻想から目覚めること、それだけです。 幻想にしがみつくのか、目覚めを選択するかを選ぶのは「心」ですが、 まっとうな選択をするには真実をありのままに見ることのできない「心」を訓練し ありのままでなく幻想を追いかけようとする「エゴ」を解体する必要があり その方法を教えているのが「奇跡のコース」です。 これまで様々なスピリチュアルの教えに出てきた概念の目的は まず地上(幻想世界)での価値観を転換すること、だったように思います。 エゴの価値観からスピリットの価値観へ。 何よりも変わらなければならなかったのは、私たちの心だったし それはあまりにも長いことエゴに主導権をゆだねてきました。 私たちはシンクロ二シティを体験することで この世の目に見えない仕組みを垣間見、 内面を変えることで、現実(と見えているもの)を変えることができるという 魔法を学びました。 けれど、それは奇跡ではないのです。 そこに聖なる愛が関与しなければ、それはただの魔術です。 神の使者はそのからくりを見事に解き明かしています。 愛の本質にようやく迫ってきた感じです。


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