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怒、とのおつきあい

みなさんこんにちは。 沖縄は夏!です。

みなさんは怒りについてどう認識をされていますか。

単純で深い、 そして最も日常的で身近な人間のテーマの一つであるかもしれませんね。 スピリチュアルの教えで言及されることも多いテーマです。

私はよくこのブログでも怒りは悪いものではありません、と言います。 でもそう言うと「では怒ってもいいんですね」とか 「じゃあこれを相手にぶつけてもいいんですか、 それはだめですよね、じゃあどうすればいいですか」 とおっしゃる方も多いです。

もしくは怒りは悪いものだからなきものにする、 という方策に出る方もいます。

大事なのは怒りがある、ということと、それをどう扱うかは別の問題ということだと思います。

それは火みたいなものです。 絶対に必要だし、万一必要でない、という方がいたとしても この世に在るものには違いありません。

他人や周囲を巻き込むし 下手をしたら飛び火もするし 自分もやけどするし いろんなものを破壊する可能性があります。

それで、そんな恐ろしいものはなきものにしよう、という発想をする人もいます。 でもそうしていると火の恩恵からも遠ざかってしまうことになります。

怒りとの付き合いで困るのはまず、 コントロールが難しいということ。

それから良し悪しの判断が狂うこと。

そしてさらに、その判断のもとに持論が展開していくので

そのストーリーからなかなか戻ってこれなくなること。

そして怒りそのものが悪い、という罪悪感がありますので

それ自体の正体と向き合うのが難しこと、などがあげられます。

人間が本当に怒るときというのは 自分の中に正当性があるという信念があることが多いです。

またプライドを傷つけられるとあとにひけなくなり 怒りで突っぱねるようなこともあるかもしれません。

別の感情が奥に潜んでいて、それをわかってほしい時、 またわかってもらえないときに怒りによって心が訴えることもあります。

いずれにしても、不快という感覚は、自分から自分に「お知らせ」をしています。 お知らせはなんのために来るかというと、 「対処してよ」という目的があるのです。

遡れば、赤ちゃんが最初に覚えるのは「不快を訴えること」。 それでお母さんは気づくことができて、対処してあげられます。

自分との付き合いもこんなふうにできるといいですね。 お母さんが赤ちゃんに対処してあげるのは愛情ですから 自分にもおんなじように愛情を与えてあげればいいのです。

実のところ、怒りを本当に解消させることができるちからは 愛だけしかありません。

そして、愛によって、対立を和解させれば その怒りは克服され、乗り越えたことになります。

逆に言えば、克服され乗り越えられていない感情は その時は鎮火しても 同じシチュエーション、同じストレスが来たら その刺激に同じ反応を繰り返します。 解体されていない証拠です。

対立は一見自己と他者であるように見えても実際は 自己と自己、過去と今、自己と社会通念、自己と世界観など 要は自己と自己の観念というところに集約されます。 世界は自己の内面を映す鏡ですからね。

次回チャンスがあったらぜひそれを、愛する者からのお知らせ、と受け取って しっかりと対処を検討してあげてみてください。 きっと世界が変わります。

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