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カルマの法則とコロナ考、そして未来へのビジョンについて

今日は新型コロナウィルについて触れさせていただきます。

というのもセッション時に複数の方から、AZUさんはどう観ますか?というご質問をいただいたからです。

 

コロナになんの意味があるか、というご質問があります。

そのご質問の意図には「すべての出来事には意味がある」と言われていることがあると思います。実際ネットでも、いろいろな解釈を目にします。

 

意味、と言いますのは、受け取る側が色づけするものです。

「出来事に意味がある」の示すところは「出来事は単なる偶然ではなく、必然である」のことでしょう。これは因果律のこと。原因と結果の法則です。

 

整理します。

コロナは生き物(或いは物質)として生きよう(あろう)としている。

それが人類にとって脅威である。

 

対立の原点はここです。

 

そして次に言えるのはこれが、全世界で共有する問題であるということです。

 

でも、コロナ→病気→ネガティブ→警告?→罰?→なにが悪かった?…という思考にはまるとそこから見出す意味は「なにかのせいにすること」しかなくなってしまいます。

 

もちろん、結果が生まれるにはすべて原因があります。

今ここに存在しているもののすべて、起こっていることのすべてには原因がある。

でも、そのすべてがわかるわけでもないし、わかる必要もないのです。

 

例えば、今起こっていることの原因は人類がはるか昔から潜在的に抱えていた問題の結果だとします。そういうことで実際この世はできています。

 

そこで私たちにできる最善のチョイスとは、その結果に反応してまた同じ原因を作るのではなく、一段うわての対応をすることです。

反応ではなくて、対応をすることです。

反応は本能(潜在意識)ですが、対応には愛を込めることができます。

 

因果の法則に、愛(神の質)を介在させると、因果律に優る愛の法則が働くのです。

そのことによってカルマは解消されます。

 

起こった出来事に価値ある意味を持たせるには、その方法以外にあり得ません。

 

もう一度言います。

この世界で体験すること、起こっているすべてには過去に原因がありました。

もし今起こっていることが不幸だったり納得がいかないことなのであれば、過去に遡って原因を追究するマインドではなく、起こっている結果を受け入れ、そこから学び、そして、より良き原因を作ることです。

受け入れるということは、よく理解することでもあります。逃げたり目を背けずに良く見ることで、無駄な恐れを解消できます。

その対応ができた時、起こったことに「意味」が生まれます。

逆にただ反応し流されるだけなら意味は生まれません。

 

すぐに良い結果が出ることもあれば、時間がかかることもあります。

今起こっていることだって、原因から長い時間を経てここへ来ているものがたくさんあるわけですから。

 

現在進行中のコロナの脅威は、その病原菌の性質上、幾重もの問題を私たちに突き付けてきます。

その脅威と互角に向き合うには、コロナと全人類の協力、という対峙がなされないと乗り切れないほどのものであると推測できます。欧米諸国の対応などを見ている限り、その構図が見て取れます。

しかし日本ではその構図になる以前に問題があるのです。

 

まず第一にオリンピック遂行のために、コロナへの対策が非常に遅れていること。

(個の命と生活の優先度が低かった)

検査件数が先進諸国と比較してけた違いに少ないこと。

(問題の全貌を明らかにしようとする意志がない)

外出自粛、緊急事態宣言の中身が非常にあいまいで、整合性のある補償がなされていないこと。この対応も先進諸国と比較すればあり得ない処遇です。

(個の命と生活の優先度は、オリンピック延期後も低い)

これら3点から派生する問題には際限がありません。

 

つまり日本に関して言えば、コロナと対峙するだけの準備が全くできていないのが現状だということです。その点を早急に進める、つまり私たちに意識と認識を早急に高める必要があるのです。今声を上げている人びとの思いはその目的に向けられていると感じます。

 

この声に対して、敵はコロナだから政権(他者を)批判をしている場合ではないという「批判」や、経済活動を行うことに対する批判の声が多数あります。

 

前者の意見をよく見ると、右がダメと言ってる人、左だってダメでしょ、などというものが多いです。しかし生活者の多くは左のほうがいいなんて一言も言ってません。今の対応がおかしい、と言っているのです。対応を変えてくれ、と。

また後者については経済状態の差が意見の温度差を示していることが多いようです。10年働かなくてもいい人、1年の人、1月の人、3日の人。そしてもう一点、自粛のスパンを、今週末とか今月、というイメージで捉えているのか、長い目で見ているのかの違いもあります。

 

世界を見ている限り、極端で厳密なロックダウンを施しても感染拡大を抑え込むことに非常に苦戦しています。ウィルスの研究者に言わせても、収束には年単位の時間がかかるし解決は完全な勝利ではなく共存です。

 

この青写真に社会を重ね合わせた時、日本の経済状況がこのままで持つと言えますか?息を止めて水面下に潜って収束を待つ、というイメージを持っている人があまりに多い気がします。

 

踏み込んで言いますが政府がお金を刷って配るしか、命と生活を守る方法が見当たりません。そして黙って待っていても、今の日本はそうはなりません。結果として、コロナで死ぬか、経済で死ぬか、という未来はすぐそこで待っています。問題は、政府がいつ決断するかだけです。遅れれば遅れるほど、犠牲は拡大するでしょう。その犠牲の対象はほとんどすべての国民だと言えます。

 

すべての人は今立っている自分の場から、その場の代表として意志と行動を示しています。お仕事を休める状況の人は、おうちで愛をもって過ごす生き方を示し、お仕事を休めない人は、その行動によって、対処を促してくれています。

 

今、すべての人が助かる明確な方法はみつからないけれど、今良い原因を作らなくては、或いは過去の悪い原因の結果から逃げてしまっては、この先も良い未来はない、というのが一番はっきりしている答えです。

 

コロナが私たちに教えてくれていることは、この世でご一緒しているご縁はすべてつながっていて、誰一人として個別に存在していない。この船(地球)に乗り合わせているすべてのいのちが運命共同体であるというシンプルな事実であると私は受け取っています。

 

「私にはコロナは正直まだ他人事だけど、AZUさんはどう感じるの?」というとても潔いご質問をしてくださった方へのお答えはこうでした。

 

「人類の全てがひとつのからだで、私はその中の細胞のひとつみたい。地球の裏側であろうとどこかの細胞が傷んでいたら、とても気になってしまう。その感じ方がいいのかどうかはわからないけれど。」

 

そのからだを生かしている神が私たちを試したりふるいにかけるようなことはありえません。そんなことをしたらすべてが死んでしまうからです。自分たちを傷つけてきたのは自分たちです。今、愛し始めましょう。

どこまでも生かしどこまでも愛しどこまでも導く力、それだけを神と呼びたいと私は思います。求めれば必ずその叡智と愛と力を私たちに注いでくれる存在。それとともに今を協力して生きましょう。

■コロナの影響における対処については上記公式サイトおよびこのブログをご参照ください。

上記に加えて、対面セッションの際はお客様にもマスクの着用をお願いしております。
マスクのご準備ができない方にはこちらで準備いたします。

ご協力をお願いいたします。

 

感謝とともに

AZU拝


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