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「世界は内面の投影」を解く

ACIM(ア・コース・イン・ミラクルズ)の公式本である『奇跡講座』を愛読しています。テキスト編、ワークブック編、マニュアル編とあり、膨大な容量ですが、どのページを開いても同じことが幾多の側面から言葉にされているように私には読めます。

同じことというのは『真理』のことであると思います。真理について書かれているので、どの側面から切り込んでも結局同じところに着いてしまうのです。

しかし幾多もの側面からというのがミソです。なぜなら私たちはたったひとつの真実を本当にわかるために、幾多もの側面という壁を乗り越えなければならないからです。

さっきひとつの壁を乗り越えたと思ったのに今はもう別の壁に視界を阻まれ、本当のことが見えなくなっています。そうしたらまたその壁を乗り越える。乗り越えるというのは、気づくということです。今とらわれているな、或いは今見ている現実に見えるものはほんものではないな、と。

奇跡講座のどれかをなんとなく手に取って、てきとうにページをめくって目についたところを読む、ということをよくやっています。最近もまた、その一つの壁にどんと当たって目が覚めた気がしました。

そこにはこう書かれていました。

「外側に神がみがいる理由はひとつしかない。それは、内側に神がいるからである。外側の世界はすべて内側の世界の反映であるから。」

(だいぶ意訳になっていますが、同じページをみつけるのはかなり面倒なことなのでご勘弁ください。)追記:ワークブック編レッスン30でした。まさにこれをまるごと転載したいほどの1ページです。

「外側の世界は内側の世界の投影だ」ということも「神は内側に在る」ということも、既に慣れ親しんだ概念である方も多いでしょう。なのになんとなく、神さまは立派な建物や歴史上のステージや高貴な場所には確固として存在しても、自分の中のはまだまだ小さい、弱い、みたいなおかしな感覚を持っていたりしませんか。

外側の神のほうがなんとなくほんものっぽくて偉大っぽくて魅力的なイメージかもしれません。でもほんとうはどこまでもどこまでも、すべては内側に在るのです。神までも。宇宙までも。そして内側にあるもの以上のものはないのです。

例え人類のルーツが宇宙人だったり宇宙から来た存在であったり、またあなたの前世の誰かが宇宙人であったとしても、それが神だというわけではありません。それはあくまで歴史のことです。歴史のすべてに神は在ります。それはあなたの内側に神が在るから。

私はルーツとか歴史を知るのも好きなのですが、神を知るというのはそういう知的な欲求を満たすこととはまったく違うものだなといつも思います。地球では神を語るものがたりとして創世や統治が言われます。地上でのそういった権威や権力が神になぞらえられるのはきっと、人間にそのような理解力しかなかったからなのではないかと想像します。神はその王国を地上にではなく、もっと高次元の場に築きました。私たちの意識という場に。


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