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いらないものをいれない

今日はちょっと食べ物の話。

沖縄南部は沖縄の農業のもっとも盛んな地域。うまんちゅ市場やアグリハウスこちんだを始め、農産物の市場がたくさんあって野菜がお安く手軽に手に入るありがたい地域です。

我が家は地域のお宅に訪問鍼灸・リハビリにまわっていて、おばあはいつもいつもなにかしらおうちにある食べ物をおみやげにくださる。スーパーのお菓子やお茶のときもあるし、てんぷらをあげてくれたり、お芋をふかしたり、あるいはごーやー、にんじん、きゃべつ、紅芋などのお野菜を「これはうちで食べるようのだから、農薬も安心よー」と言ってくれたりもする。

南部なので畑をしている人がたくさんいるのだが、よくよく聞いてみると多くの人が農薬にものすごく気を使っているのがわかる。放射能のことがあって、野菜を塩で洗うといいと言われるようになったが、こちらでは多くの人が農薬を使った野菜は塩で洗っていたようだ。市場で売られる商品は農薬ありなので、生では絶対食べないというおばあもいる。塩で洗ってから茹でて、それから調理するという話も聞く。自分のうちで食べるものは無農薬で育てるのが当たり前のようで、ときどきそういう自家用の野菜をくださるときは「これは安心よー」と言われるわけだ。

主人が野菜をいただくたびにそう言われたりするものだから、我が家でも以前より農薬を意識するようになった。

今日聞いた話。

八百屋さんでキャベツの外側の葉を何枚か捨ててから店頭に並べる光景、ありますよね。そういうお仕事をしていたおじいの話ですが、そのとき手袋をせず素手でしていたらあっという間に指に穴が開く、というのです。外側の葉の農薬のせいだということなんだそうです。で、お店の人から「なにやってるんだ、手袋しなきゃそうなるにきまってるだろ」と言われたとのこと。

それから以前もつぶやいたことがあるのですが、畑をしているおばあの話で、ずっと昔はこんなに害虫はいなかったと言うんです。いつから増えたかというと、アメリカから農薬が入ってきてからだそう。これはすごくこわい話ですよね。よく、病原菌を蒔いてから、薬で儲けるという話を聞きます。こういうビジネスはとんでもない話ではなく多分常套手段なのでしょう。

農薬の威力を肌で知っているおばあの、長寿の秘訣のひとつは農薬を避けること、というのはあるかもしれないね、と夫婦で話しています。

心身ともに言えることですが、いいものをいっぱい取り入れるということ以上に、不要なものを手放すことがやっぱり大切、と実感するこのごろです。


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