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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

奇跡しか生きれらない

はいさい(初めて使いました!) 沖縄はこのゴールデン・ウィーク最高のお天気です。 我が家は暦関係なく月曜だけのおやすみですが^^ 地元の方のお話だと、こんなこんなゴールデン・ウィークは珍しいそう。 というか、今年のお天気はずっとイレギュラーのようです。 ゴールデン・ウィークに沖縄旅行されたみなさんはおめでとうございます。 海開きを迎えて、美々ビーチに人がたくさんなところを初めて見ました。 夕日はこんな感じです。 Image570.jpg やーすごい迫力。 そして、なんと沖縄に来て初めて虹を見ました。 Image569.jpg ケータイカメラなのでこれが限界でしたが、すごいタイミングで現れましたよ♪ さて、みなさんは思いやりのある人が好きですか? 私は好きです。 1988年に下北沢の駅前劇場で「M版 不思議の国のアリス」という芝居をやって 私はアリスの役をやりました。 ルイス・キャロルのおとぎばなしとはかけ離れた物語で、 それは原発事故のあと、シェルターでわずかに生き残った人の 断片的なシーンのコラージュでした。 そこで描かれたアリスは象徴でした。 アリスは肉体を持っていましたが、持っていないかのような存在です。 彼女は人や物事の深部を映し出す鏡で、人々のエゴによる思いに ことごとく問いかけをします。 つまりそこはエゴとそうでない世界が描かれていたのです。 舞台は円形のぼんと呼ばれる回転する舞台で 中央には丸い池があり真ん中に木が立っていました。 (ぼん舞台からすべて自分たちで作りました。) その木は、わずかな人間たちの命をつないでくれている 水や空気を循環させてくれている存在でしたが 人々は恐怖と悲嘆からその木を逆恨みします。 アリスはその木と一体になり、その木を守ろうとして死にます。 人々のあまりの嘆きの思いを浴びて死んでしまうのです。 アリスの死により目覚めた人々は 小さな木の苗を新たに地球に植える決意をし 方々に散っていきます。 アリスは死んでしまいますが その命は、彼らの植えた苗とともに この大地に花を咲かせ、実を残すだろう、というお話しです。 当時はそんな風に解説など誰もしなかったけれど 私はこの芝居をとても愛しています。 私は真っ黒い長い髪をしてまっしろいサテンの総タイツに真っ白いコートの衣装で メイクをして仲間の前に立つとみんながびっくりしていました。 「この世のものじゃないみたい」 どうしてそうなるのか当時ははっきりわからなかったけれど それはアリスという聖霊のためだったのだなと思います。 芝居をするとき私はたくさんの大いなるものに守られている感覚の中にいました。 物語の最後にみんなが小さな木の苗を手にして言うセリフの中で 「アリス、おまえは・・・人々の何でもない悲しみを自分のことのように感じ取り・・・」 というのがあります。 思いやり、ということを思うとき、私はいつもこのシーンがよぎるのです。


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