人がこの世に生まれて最初に求めることは
おなかがすいた 眠い
それよりも
おかあさんにみとめてほしい、ということ。 わたしを認識して、という欲求。
人間が心の生き物である証。
わたしを見てくれた、見て、笑ってくれた。 ああ、生まれてよかった。
この欲求はずっと続くから 人は誰も、誰かに見てわかってもらいたい。
そして安心したい。
世の中のいろいろな問題は 認めてほしいがねじれて膨らんで 過剰に求めることからくるようだ。
一番大事な人と じっと目をみつめて 互いをちゃんと認識しあうことが 毎日ちゃんとできていたら
きっと
いろんなことが起こっても ちゃんと戻ってこられる。
今という、完全な場所に。