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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

自我を解体する最短の道

自分を変えたい、という思いの奥に、自分のここが困る、ここがいや、ということがあるかと思います。

自分を変えるというのは良くない習慣をやめて新しい習慣に変えることだと言えます。

潜在意識は習慣の領域です。だから前向きな習慣が付くように繰り返すことが大切です。

行動の習慣は結果が目に見えるからやりがいもあります。

しかし思いの習慣は、まずどれが習慣なのかも見えにくいですから取り組みが難しい。

子育てでイライラしてつい過剰にこどもに怒ってしまう、というあたりで、ご自身の心の反応に気づかれる方は大勢います。

そこで「イライラしない」という目的を立てたとしても、それはお腹が痛くなってから「お腹を痛くしない」という目標を立てるのと似ていて無理があるのは明白です。

それでいろいろと情報を集めて習慣の見直しに取り組まれる方も多いかと思います。

 

そこで最終的に瞑想に行きつかれる方は、導かれていると思います。導かれているし、導きをキャッチするちからもお持ちです。

 

ただ瞑想は、これが正しいやり方でここをこうすればこういう結果、という風には見えにくいものです。結果が見えないとやり方を疑い、向いていないのではと自分を疑う。

でも申し上げるなら、そっちが人間の本当の仕組みです。人間の仕組みに最もかなったやり方が瞑想なのです。人間の仕組みがわからないから、瞑想がわからないのです。

 

どうせやるならその仕組みがわかってやるほうが圧倒的に有利です。世の中では「やり方」を言う人は大勢いますが、仕組みのほうは伝わっていないように思います。

なぜなら、仕組みを言い出すと神秘や愛に触れざるを得なくなるからでしょう。

 

神秘と愛なしに仕組みを解説することは不可能です。脳みそ、神経、筋肉、血流、骨格、内臓、それが合わさっても人間の心が説明できないことと同じです。人間には中心に神と愛があります。これなしに人間を解明することはできません。

 

瞑想の目的は、前回記事ヒプノセラピーのようなワークの目的が「愛がまんなかの自分」に戻ることだと書きましたが同じです。愛とは魂と神の本性です。瞑想は内なる神を求め、魂である自分が中心であるという意識に戻ることです。

 

では自我は?

 

セッションでは自我を解体するお手伝いをしていますが、解体してみるとその部品やパーツは決まっています。素材は同じで組み合わせや配分が違っているようなもの。それによって傾向が違って見えるだけです。

 

先日セッションで「自我も共有なんですよ」と出た言葉に自分でもはっとしました。

その時のお客さまの深く安堵したお顔が凄く印象的でした。

その時わかりました。人の苦しみは、自我を自分のものだと了解しているからなのだと。

 

悟りを表す言葉に「この世に所有するものは何一つない」とあります。

それは持ち物を減らすべきというような物理的な禁欲よりも、自我すらも自分の持ち物ではないという意味があるのではないかと、確信を持ちました。

 

私が思ったこと、私がしたこと、私が得たこと、私に起こったこと。自我はいつも私は、私は、と言います。

でもそれは役柄に過ぎません。

物語を通して感じた愛だけを、魂は求めています。

 

過去世療法でいつもお話するのは、過去になにをしたか、得たか、ではなく、どんな思いを持ち、今も手放せずにいるかに気づいて解放しましょう、ということです。

 

自我が握りしめている「自分はこう」という物語を神に返上すると、あなたは自分のまんなかに戻ります。それが前世で作ったのか今世で作ったのかに関わらず。

 

瞑想は完全なプロセスであなたを内側から導きます。あなたの完全な自由に向けて。

でも瞑想には愛を持って導く案内者が必要です。

そのガイドを非力ながら引き受けたいと思っています。

kokoro-iyasi.jimdosite.com

■毎週金曜日13時から心の勉強会(今週は残席2つございます)

■毎月第4日曜日10時から、鍼灸師・ヒーラーの風間真吾と共同で定期瞑想会を開催しています。(今年は22日が最終です。残席3つございます)

■個人セッションは当日のご予約も受け付けます。

 

感謝とともに

AZU拝


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