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トータルヒーリングスペースRUACH[ルーア]心のセラピストAZUのしあわせになるメッセージ

最後の一手 

セッションにいらしてくださる方のなかには、恐らく過去世から連綿と霊的修行をされてきたんだろうとお見受けする方がおられます。振り返れば私自身の古くからの友人の中にも、夫や親族にも、そう気づいてみるとああそうか、私の中にも、あるとわかります。記憶にあるのです。

だからこその苦、というものが。

その苦を乗り越えるために、苦を切実に体験しているのだと理解すると、いろいろな謎が解けてきます。

まじめで一生懸命考える人ほど苦しく、敏感で感受性が高い人ほど苦しい。

この世が苦だと理解することは霊的には前進です。

お釈迦さまは恵まれた王家から家出して社会を目の当たりにしたとき苦に気づかれました。そして、その苦を受け入れたうえでそこから自由になることを体現し、それを伝えました。

お釈迦さまは苦行に明け暮れた後に、苦行の先に悟りはない、と悟られ、悟りました。

苦行で死にかけたとき、スジャータという女性から乳粥の施しを受けて生還し、そのまま瞑想に入り悟った、とされています。

 

意識の仕組みにおいての苦行とは、自我を悪とみなし、悪を攻撃することと言えます。

インナーチャイルドを飢餓にさせて殺す、という言い方もできます。

しかし自分を攻撃する、或いは切り捨てる、という内的行為があるうちに平安はありません。

このお釈迦さまのいきさつは実は、肉体(自我)に対してスジャータという女性原理から乳(母性の愛)を与えられたとき、自我と真我の統合が起こった、と観ることができませんか。つまり自分への愛こそが目覚めへの架け橋だったのでは。

 

人は長いこと、愛と欲の区別がつきません。

もしかしたらそれだけが心の中ではっきりとわかるだけで、ほとんどの苦しみから解き放たれるのかもしれない。

自分が差し出すものが愛だけであるなら必ず、愛だけを受け取るのですから。

 

今年最初の瞑想会は今度の日曜日10時から12時です。お席に余裕がございます。

前日18時までお申込みをお待ちしています。

kokoro-iyasi.jimdosite.com

毎週金曜日13時から、心の勉強会

毎月第4日曜日10時から、定期瞑想会

個人セッションは当日のご予約も可能です。

 

感謝とともに

AZU拝

 


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