「何度でも、何度でも、何度でも、何度でも。」
芝居をやっていた頃、私がいただいたセリフ。
このセリフがとても好きです。
このセリフを言うたびに思いが頂点まで満ちて感極まります。
何度失敗しても、何度壊れても、何度忘れても、何度生まれ変わっても。
それでも、何度でも。・・・
私たちは立ち上がってきたのだと思います。
何度でも、何度でも。
永遠のものを本当に見つけるまで、それと永遠にひとつになるまで、何度でも。
魂が私たちにそうさせるのです。
思考はそれをバカだと言い、潜在意識は覚えたことを繰り返えそうとする。
でも魂は違う選択を私たちに与えます。
「潜在意識を使えば、うまくいきますよね?」
「前世の人たちのやりたいことをやればうまくいきますよね?」
そう訊かれることがよくあります。
前世を信じている人にはそう思っている人は多いはずです。
前世の人の思いは潜在意識にあります。
(魂が記憶するのは、その中の愛の一滴。)
まず、うまくいくとはなんのことなのか。
次に、潜在意識は肉体の記憶の領域なのだということ。
そこでは繰り返し刷り込まれた記憶が強い、ということです。
何度も繰り返し反復された記憶は、才能にもなりえますし、ブロックにもなります。
幾世にわたって綱渡りを特訓していれば、生まれ変わっても綱渡りの「カン」が良い。
幾世にわたって裏切られ殺されてきたなら、次の生でも疑いや被害者意識が強くなる。
うまくいくように思えるのは「慣れていることをやるから」です。
特にそれを神さまや魂が推奨しているわけではないんです。
うまくいく(感じの)ことはみんな、神さま(上の存在や意識)が推奨して後押ししてくれているから、と捉えている人が多いです。
潜在意識に悲嘆の記憶が濃ければ悲嘆を体験することが「うまくいく」んです。
でもそれを「うまくいっていない」と人は感じるし、そうすると人は「なにかが間違っているから」だと解釈します。
神さまはどっちにも関与してないです。
それは、私たちが(無意識のなかで)選び創り出しているだけ。
そしてただ、記憶にあることを繰り返し再生しているだけ。
無意識であるがゆえにそこに神秘や運命を感じてしまったりして、多くの人が、潜在意識(自我)を神さまだと思ってしまっています。
神さまは、自我の計画をうまくいかせるために後押ししません。
自我の夢から目を覚まさせるために手を差し伸べています。
自我の夢から覚めると、私たちは魂だった自分を感じます。
自我ではなく神さまの計画の一部だった自分を思い出します。
私たちは目覚めたと思うとすぐに寝落ちてしまいます。
だから、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも、眠りから起きて立ち上がる必要があります。
そうして、どのような甘い誘惑があっても惑わずに目を開いていることができるようになります。
うまくいくってなんなのでしょう。
神や魂に使われるように生きることだけが恐らく、うまくいく生き方です。
でもそれがうまくいってる、とわかるようになるには、よほどの神への愛と信頼が必要なんです。
なぜなら、神さまからみたらうまくっていても、この世ではとてもそうは見えないことだらけなのですから。
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AZU