先日、インナーチャイルドワークのあとで 「インナーチャイルドって一生つきあわなくちゃならないものだと思っていました」と おっしゃるのをうかがって、なるほど、と思いました。 確かに癒されたら終わり、というものではありませんが その付き合い方は圧倒的に変わります。 チャイルドが満たされると彼らは、内なる創造の源と一致協力して働く パワーそのものとなります。 その方は「自分に戻ってきて、一体になりました」とおっしゃいましたが 本当にその通りだと思います。 彼らは統合され、強い味方になり いつまでも扱いづらいお荷物のような存在ではなくなります。 ですが、そういった側面は人間である限り薄くはなっても抹消されるわけではありません。 ですから、気長に、根気良く、愛を持って彼らと向き合ってほしい、と私は願います。 彼らに対して「消してしまいたい存在だ」というような思いが残っている限り それ自体が癒されるべき課題となります。 本当にどんな側面に対しても、大丈夫、愛している、という受容と慈愛のうつわが整うことが 人間としての成長とも言えることであり またその時友愛、隣人愛、世界平和の基礎を内的に構築したことにもなります。 インナーチャイルドを癒し、愛し、受け入れることは この世界を愛し、受け入れ、創造することの基本です。 平和のために何かしたいとお考えの方はぜひ、チャレンジしてみてください。