先日のハイヤーセルフのセッションがあまりにすばらしかった。
インナーチャイルド、過去世のワークを体験されて、ハイヤーセルフがまだの方はぜひぜひ、体験してほしいと改めて思います。
ハイヤーセルフは文字通り、より高い自己意識です。
自己を自我(個別の自分)と認識していれば、ハイヤーセルフはより高度な自我ということになります。でも真の自己はみんなとおんなじひとつですから、ハイヤーセルフはみんなとおんなじひとつと、個別に見えているそれぞれをつないで、それぞれをひとつへと導いている霊(スピリット)です。
ですからやはり、奇跡のコースで言うなら、聖霊(ホーリースピリット)です。
私のなかでそれがクリアになればなるほど、そして私とそれとの直接的なつながりが強まるほど、それがセッションの質に影響しているというのがわかります。
私の学びとみなさんそれぞれの学びがひとつであり、導き手もひとつであり、ゴールもひとつだということがますます鮮明になります。
なにとつながっているのか、というような言い方で言われているそれは、あれならよくてこれはダメ、というようなものではなく、ほんものかげんそうか、真理か自我か、愛か恐れかのどちらかしかありません。
ほんものは真理であり愛であり神です。それ以外はすべて文字通り似せものです。
見分け方は、仕組みが分かれば単純なのです。
つまり、本物は内側だけにあり、肉体とそれに付随するものの中にはない。
まして外側の世界にはない。
過去の記憶の中にもない。
潜在意識の中にもない。
それらを土台にしている私たちの考えの中にもない。
多くの人は、過去の記憶、潜在意識、それを起点にする反応を、内側のものと誤解しています。
それゆえに、心と肉体をごっちゃにしている。
巷でスピリチュアルとして扱われているものはほとんどはここ(過去の記憶、潜在意識、それを起点にする反応)に入ると思われます。
それらはすべて、肉体に属しているものです。それらは低次の想念です。
ですからスピリチュアルを肉体の知覚や個人的なものさしで捉えているうちは混乱しかありません。
特別な能力で測っているうちは見えません。
それらがすべての人に等しく分かち合われた神の性質として捉えられるようになるまでは見えません。
私たちは、感覚を育てなくてはなりません。
育てて、確かなものにしていくのです。
それはむしろ、ほんものでないものを識別する力です。
ほんものでないものを識別する力が付けば、本来であるほんものがわかります。
でも似せもので満足したり惑わされたり魅了されているうちは見えないのです。
そして多くがそうなっています。
ほんものをみつけるには、その道の現役であることだと私は思います。
現役はいつも目的とゴールをそこに置いて、意識的にも無意識的にも前進します。
聖霊もそれをどんどん後押しします。
この世にはいろいろなことがらがあるように見えますが、すべてのことがらは単に、ほんものをみつけるための舞台装置に過ぎません。
ですからどこに身を置きながらでも、ほんものをみつける道の現役として時間を送ること、それしかないと私は思います。
舞台装置上の道具のひとつに成り下がらないことです。
装置をバックに、魂の道を行く現役でいればいいのです。